見出し画像

ニューノーマル時代、パッケージの重要性とは?

もう、元に戻らない消費活動

新型コロナウィルスが世界に広がり、社会ではとても大きな変化が起こりました。大企業を中心にリモートワークが広がり、営業活動や商談、打ち合わせもオンラインが多くなりました。ニューノーマル(新しい常態)と呼ばれる時代、元の社会生活に戻ることはないかもしれません。

消費活動も、新たな時代。
実店舗での買い物がなくなることはないですが、コロナ禍をきっかけにEコマース(EC)が大きく伸びました。

画像1


ECとD2Cの台頭

ECとともに台頭してきたのが、D2C(Direct to Consumer)です。
D2Cとは中間業者をはさまない「メーカーから消費者への直販」というだけではなく、SNSや直営店などを通して消費者と直接コミュニケーションすることで、ブランドの世界観を感じてもらう業態です。

中間業者を飛ばすので安価で販売できる(=利益も大きい)、という単純な業態ではありません。単なる消費者ではなく、顧客=ブランドのファンになってもらう感覚です。

ECやD2Cでは実店舗でのコミュニケーションが殆どないため、ネットで購入して直接商品が届きます。つまり実物の商品にふれることなく、いきなり商品が送られて来るわけです。宅配業者から届くと最初に目にする、触れるのは商品より先にパッケージ。つまりパッケージの印象が、ブランドのイメージに直結するのです。

その代表的な例は、iPhoneの箱。最近、弊社でもとても問い合わせが多いが「iPhoneみたいな箱を作りたい」というもの。一般の方たちにとって「iPhoneの箱=素敵、高級な箱」のイメージが定着しています。

画像2

この時代、パッケージとデザインの役割とは?

コロナ禍で商品が売れにくい中、コスト削減の名のもとにパッケージ(化粧箱)費用を切り詰めるところと、逆にこんな時代だからこそブランディング・ツールとして化粧箱を重要に考えるところに二極化しています。

これまでの常識が通用しなくなった今、ニューノーマル時代の新たなパッケージ、パッケージデザインの意味を考える必要があります。また企業の社会的な意味において、サステナブルなパッケージや梱包の考え方も必要不可欠です。

今、様々な業界から、ニューノーマル時代の新たなパッケージについて、お問い合わせやご相談を頂いています。今後を見据えて、真剣に自社の商品パッケージを考えてみてください.....。

人の心を動かすパッケージ。包むから新しい価値へ。
村上紙器工業所

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?