『個人開発で毎月1万円を稼ぐコツ』を読んでの感想。
もし、インターネット上に自分がオーナーの自動販売機を設置し、それがチャリンチャリンと毎月お金を稼いでくれるとしたらどうですか?
著書によると個人開発というのはそれに近い感覚だそうです。
著者は専業の個人開発者(個人開発のみで生活している)であり、この本は「個人開発で毎月1万円を稼ぐコツを記した本」との事です。
サービス開発を行う過程で「何がだめなんだろうか?何がいけないのだろう。どこが改善できるだろうか?」という試行錯誤を繰り返した結果、著者が見つけた”コツ”を紹介してくれている本です。
<学べること>
・個人開発でかせぐための基本的な考え方
・アイディアの見つけ方
・毎月1万円を稼いでくれる個人開発サービスのコツ
・個人開発から収益を得る方法
個人開発のアイディアの見つけ方としては、「個人開発のアンテナを立てよう」と提案されています。日々の生活の中でうっすらと「何か困っていること」などを意識すると良いそうです。
著者おススメの個人開発スタイルとしては、ニーズ(検索キーワード)から逆算したサービスを、超低コストで出来るだけシンプルにたくさん開発、運営する3ナシ開発を挙げています。
<3ナシ開発>
・金なし
・バズなし
・技術なし
また、狙うべき個人開発のサービスとは、以下の条件を満たすサービスだと述べています。
・定番で、既にニーズがある(検索ボリュームがある)
・シンプルである
・コンテンツ自体に価値がある(ユーザー1人でサービスが完結する)
・ニッチである
・低コスト(ほぼタダ)である
著者はお金を稼ぐ方法は大きく4つあり、個人開発はその中の「機械に稼いでもらう」に含まれるそうです。他の3つはなんとなく他の書籍でも聞いた事がありますが、第4の手段は私ははじめて知りました。
自分で稼ぐ(労働者)
他人に稼いでもらう(資本家)
お金に稼いでもらう(投資家)
機械に稼いでもらう(IT技術)
<その他メモ>
毎月1万円を稼ぐサービスを作りたいならスマホアプリを選択する。
ツールアプリを作るのがお勧め。
商売で一番難しいのは、お客様に認知してもらうこと。必ず検索されているキーワードからサービスを作る。
「1日100円」稼いでくれるなら作る価値がある
「既にある」はチャンス。
自分の不満から発展させる
数を打て
<感想>
私もWebプログラミングの知識とPythonを少し触れるので、今後は個人開発にもチャレンジしてみようかと思いました。
以前からなんとなく、アイディアだけはストックしているのですが、やはり実際に動く事が大切なのだと感じました。
動き出すと課題にぶつかり、試行錯誤し、その課題を乗り超えるとまた次の課題が立ちはだかり、その繰り返しを続けていると、気づいたら成長しているのでしょうね。
今回の書籍とは直接関係はないですが、私がPythonの学習をはじめた頃にとても参考になったのが、クジラ飛行机さんの本でした。
初心者にはめっちゃおススメの本ですので、下記に掲載しておきます。
これからプログラミング(Python)に触れてみたいという方はぜひ手に取ってみて下さい。
<今回の参考書籍>
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