今のわたし (最後に、ご挨拶)

「イヤイヤ期」という言葉が当てはまるような、そんな2歳児のような私ですが、
実は思い切って挑戦していたことがあります。



モテクリエイターを名乗る、ゆうこすさんが主催の「リバイバルオーディション」に、ひっそりとこっそりと参加しておりました。


アイドルを辞めて約2年半、声優志望を辞めて約2ヶ月、仕事の退職を決めて数日。
そんな時に目にした「リバイバルオーディション」の内容は、私には、暗い穴の底に差した一筋の光のように見えて、縋り付いて手放してはいけない、今しか穴から出られないと思いました。

私には、「元アイドル」という肩書きだけが自分に残された唯一のものだと感じていたので、もうこれしかチャンスはないと思ったのです。



スキル、特になし。
目標、特になし。
夢、特になし。
やりたいこと、特になし。

それでも、このオーディションを期に、目標や夢を新たに決めて前に進みたい、生きることを自分で楽しくしていきたいと思い、挑戦してみました。

そこから1ヶ月強、やりたいことを書き出してみたり、筋トレをしてみたり、
キャリアカウンセラーさんや心理カウンセラーさんの力も借りて、自分なりに今まで以上に自分と向き合ってきました。

でも、私は、他の参加者の皆様のように、力強く熱く語れる夢も目標も希望も、持てなかったです。


冒頭でお伝えしたように、正にイヤイヤ期のごとく、やりたいことよりもやりたくないことの方が沢山出てきて、最終的には「どうせ私なんか生きてる価値がない」に辿り着くのです。


「私なんか何やっても駄目だ」

「何もできないのもネガティヴになってるのも幸せになれないのも全部自分のせいだ」

「人に迷惑ばかりかけてしまうなら生きていても仕方がない」

「こんな私は幸せになんかなれない」

そんなことばっかり考えてしまって、
キラキラと夢を語るのとは真逆へ行ってしまいました。


この世に魔法使いは存在しなくて、自分は自分の行動でしか幸せにしてあげられないのに、
自分にとって自分さえも他人で、
他人の幸せを願う気持ちはあっても、叶えてあげたい叶えてあげようという気力がなくて、
似たような日々を繰り返し生きるのが精一杯で。

「リバイバルオーディション」の締切直前に、こうして今回の挑戦は失敗に終わったと認めざるを得ないなと思いました。




そして、声優志望をしていたことが、どれだけ自分を支えていたのか、気付いてしまったのです。

私は私を支えるために、「声優志望」を演じていたのだと思いました。
自分にも周りにも嘘をついて生きてきてしまったのだと気付きました。

できない約束はしない、嘘はつかない、それを守って生きようと思っていたのに。


本当に申し訳ございません。
応援してくれていた方々に、力を貸してくださっていた方々に、申し訳なさでいっぱいです。




今の私はこの人生を楽しめる気力がありません。

でも、いつか幸せになれるんじゃないかって希望や期待を捨てきれずにいるのが悲しくて悔しくて。
楽しいと思う瞬間も少なからずあるのが悔しくて。
どうせ希望も期待も裏切られるのに。
私自身が裏切ってしまうのに。


死ぬこともできずに悲劇のヒロインぶって生きるしかなくて、
そんなネガティヴを撒き散らして生きてしまってごめんなさい。

こんな文章を世の中に出してしまって恥ずかしいし、ごめんなさい。




でも、高校卒業後からの人生振り返ってみて、アイドルだけは本当にやりたくてやったことだなと心から思いました。
結果的に自分の力不足で研究生止まりで、組織に対して色々思うところもあって自分の意思で辞めてしまったけれど、
「ご当地声優アイドルとして活動したい」という気持ちは今でも本物だった気がします。

もちろんその他のことも、当時は本当にやりたいと思ってやっていたことなんですけど、
本当の本当にそうだったのか？と今考えると自信がなくて、
でも、アイドルは言い切れる自信があるなと思った…のです。


大してかわいくもなくて美人でもなくて、抜群のプロポーションも愛嬌もなくて、スキルも覇気も全くない私がアイドルやれていたのは、本当に周りの方々のお陰、応援してくれていた方々のお陰です。

私の人生に素敵な経験を与えてくれてありがとうございました。
どうか幸せになってください。笑顔でいてください。

まさか初投稿がこんなものになるとは自分でも思ってなかったのですが、
こんなものでもいいから投稿してみようと言う思いで書いてみましたが絶対後々書いたことを後悔する気がします…

でも、とある方が言ってくれた「人間らしいよ」って言葉を信じてみて、
とりあえず命を断つ勇気もないし、気力のないまま生きてみようと思います。

そんな、現状報告です。

初めましての方は初めまして。

海花です。

よろしくお願いします🍀