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はじめての海外一人旅 in フィンランド 寝台列車サンタクロース号編

22時半ごろ。ヘルシンキ中央駅に着いて電車を待った。

これから乗るのは、サンタクロースエクスプレスとも呼ばれる寝台列車。ヘルシンキから北極圏の街、ロバニエミまでをおよそ12時間で結ぶ。
今回の旅の1番の目的が、白夜を楽しむことと寝台列車に乗ってみることだったので、とても楽しみ。
チケットは事前に公式サイトから予約しておいた。
普通の座席に追加料金を支払う感じで、2段ベッドの寝台キャビン(オートロック付)が利用できる。
1ヶ月前に予約して、価格は119ユーロ。一人で2段ベッドのキャビンを占有するため、割高になっている。飛行機よりも高い場合もあるが、宿泊代が浮いたし、何より寝台列車という特別感がいい。

23時前、電車が来た
ミネラルウォーターがついてくる。
ちなみに、キャビンに付いている洗面台は追加料金を払えば使える

予約したキャビンに入って、しばらくすると動き出した。ちょうど、夕焼けと低い位置にある三日月が見えて綺麗だった。
キャビンやベッドは清潔で、寝心地も良かった!

30分ほど経って、検札の人が来た。キャビンを閉めると結構静かで、未だ慣れない信用乗車制に少し不安だったけど、乗っててよかったみたいでようやく安心した。

寝台列車は予想以上に居心地が良く、結構寝てしまい、6時すぎに目が覚めた時は、明るい窓の外には美しい針葉樹林が続いていた。

それからしばらくすると美しい川が見えた

その後、食堂車にも行ってみた。
窓の大きな食堂車には光が燦々と差し込んでいた。私はそこでコーヒーとシリアルヨーグルトの朝食をとった。とっても素敵な食堂車だったな!

自分で注ぐコーヒーにも慣れてきた
他にも色々メニューがあるみたい

針葉樹の林や無造作に美しく広がる花畑の景色は、まだ何時間でも見惚れていられそうだった。

11時。ロバニエミに到着した。
想像していたよりも素朴で小さな駅だった。

今日はこの後、友人と合流してロバニエミの自然を楽しむ予定だ。
一人旅がここで一度終わってしまうのが名残惜しかった。

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