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対話の重要性を痛感させられる、超絶楽しいボードゲーム"ito"

ボードゲームを通して、対話の大切さや、人の感じ方の違いに改めて気付かされたおはなし!


9/23.24は待ちに待ったTHECOACHインテグレーションコース3期のオフ会でした。

名古屋市公会堂にてみんなで座禅したりプレゼント交換したりして、夜は飲み会をして、みんなで泊まって次の日は水族館に行って…と本当に楽しく色々考えさせられる時間を過ごしたのですが

その記録はまたじっくりと味わって書き上げたく、今は取り急ぎ、このボードゲームitoの面白さを通して感じたことを書きたい。

ゆけちゃんも大ハマり!

オンラインでもできるらしいし、みんなもぜひ仲間や同期や職場とかでやってほしい。

10人で泊まった宿で夜中まで白熱して楽しすぎたので、この気持ちを落ち着けたい意もあります。笑


itoのご紹介

1〜100の数字が書かれたカードが1人1枚ずつ配られ、自分だけで確認します。
「数字を口にしたらアウト」という制限の中、みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。
話し合い、数字が低いと思われる人から順番にカードをオープンして、みんな出せたらクリア!

まわし者ではありません
商品ページより


お題が「なりたい動物」だったら、自分が引いたカードが98ならものすごくなりたい動物を、57なら微妙になりたい動物、36ならあんまりなりたくない動物を出し合って、小さい数字の人から出していく。

そんなゲームです。


お題が「かっこいいセリフ」のときは、どのジャンルや場面(アニメ、恋愛、仕事、偉人の名言など)でのセリフなのかによっても基準は変わる。
人によって感じ方も違うので難しかった。

クサイ台詞を言ったり絶妙にダサい台詞を捻り出したりして爆笑に包まれる。

僅差の数字だったとき(73と74)「シン陰流簡易領域」をメカ丸と三輪のどちらが言ったかで順位づけして成功したときは痺れました。


他にも、「ゾンビと戦う道具」でたまたま96〜100の数字を連番で引くというミラクルがあり、80までカードが出ているのにみんな自信満々に戦車だ人工衛星だ(?)と言い張り最後まで出さないムーブも本当に面白かった。

いろんな聞き方で質問をして、この危機も乗り切る。めちゃくちゃ盛り上がった。


この面白さはぜひみんな体験してほしい…!!
体験しないとわからないから…!!

そんなこんなで白熱しすぎて、半分寝てたり逆に目バキバキでやってたりいろんな人がいる中深夜3時までゲームは続いた。
それほどに楽しかったのだ。


認識の違いと表現のための語彙

「やわらかいもの」というお題の時、わたしは54くらいを引いていたのだが、全然知らないのにイメージだけで"軟式野球のボール"と言っていた。(多分軟式テニスのボールくらいをイメージしていたのだと思う)

でもそれは話し合いの中でかなり硬いものだと知った。笑

知識がなかったり、勘違いをしていたり、そもそもの感じ方が違うから、そして全員に共通する尺度などないからこそ、難しく面白い。

ある程度の基本的な学習や知識は必要だなと思わされる。

10人でやっていたので、全員が知っているもので例えることも困難だ。

例えば「人気の有名人」では、スポーツ選手や俳優さんなど、ジャンルも違うし低い数字であまり有名ではない人を挙げるときが特に難しい。

名詞だけではなく、形容詞をつけたり、さまざまな角度から質問して表現を足したり変えたり、認識をすり合わせるのには話し合うことが本当に大切なのだと感じた。

わかるだろうと名詞だけ述べても、その認識は人それぞれなのだ。

わかるだろう、での言葉足らずのトラブルって本当よくあるよね、気をつけたい。

ニュアンスを伝えるための語彙も持っていたいと思った。


人の特性と自己/他者理解


大きい数字を持っているのに、早い段階でソワソワしちゃう人、逆に数字が近いのにギリギリまで動じずあまり発言しない人、独特の感性の人、色々いる。

そわそわして喋って場を乱したり(わたし)、喋らなさすぎて周りを焦らせたり。

人によるからこそ、特性を自分も周りも理解しようと努力して対話を重ねていくことって、組織や集団においてすごく大事だ。



アイデアと対話と対立

もっと楽しくなるかもと、チーム戦の提案が生まれた。

2人ペアになって数字を共有して出していく。

2人だと認識のすり合わせをしやすく、より普遍的な例えが生み出されやすくなる。

数字に対する大幅な認識のズレは減り、表現の幅は増える。

逆に2人の意見が合わなくて長い話し合いになったりもする。

そわそわする2人が組むとそわそわが大きくなる。笑

意見が合わなくても、時には思い切りが必要で誰かが出す決断をしなければいけない。

いろんなドラマが生まれ、結果チーム戦の方が楽しかった!

全てのプロセスを含めて、他者理解をしてチームで協力する中で、アイデア出し、対話、決断、そして時に対立も必要不可欠なものなのだと思った。


おわりに

意見は意見として、良し悪しなどないと改めて思う。

あなたはそう感じるんだね、わたしはこう感じるよ、を話し合ってお互いに知り合って、すり合わせ時に決断して、そのプロセスは人が複数人集まる場所では本当に大切だな〜〜と感じさせられた楽しい体験でした!

持ってきてくれたこまちと、一緒に楽しんだ同期のみんなありがとう!

来れなかった人たちもまたみんなでやろうね!!

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