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サスティナブルな暮らしを考えるTIPS 3選


その言葉を聞かない日はない程浸透した、“サスティナブル”なモノ・コト。地球規模で考えるとなんだか難しい…;;;と思えるけれど、実は暮らしの中から取り入れられるとても身近なことだと知っていますか?
私たち一人ひとりがお気に入りのものや使い勝手のいいものなどから、楽しみながら行うことで、一人ひとりの小さなアクションがやがて大きくなり、その先には明るい未来が待ち受けているはずです。今日はそんな小さなアクションから楽しめるサスティナブルTIPS3選をご紹介します^^

TIPS① 日常使いのアイテムから取り入れる

毎日袖を通す服や、外や家の中で何気なく使っているものから取り入れてみませんか?
例えば、普段通りデザインや品質を基準にしたうえで、そのアイテムに”エシカル”なストーリーが流れているかどうかにも注目してみると、いつもと違った視点が見えてくるかも。

1.長く着られる服を選ぶ

自分の身体に合った、似合う服を選ぶことがサスティナブルに近づく第一歩。特に、コンサバ系のアイテムであれば、飽きのこない定番のデザインのものが多く、長く着られます。一方で、定番アイテムだけでなく、流行りの服を身に付けることで気分が華やぐこともありますよね。トレンドのアイテムを取り入れる際は、すべての流行を取り入れるのではなく、自分に合うものだけを選ぶようにするとよいでしょう。

サスティナブル素材には「天然素材」と「リサイクル素材」の2種類があります。土に還ることができる素材を「天然素材」、ゴミにならずに生分解されて土に還るので、ゴミの廃棄などによる自然への影響を抑えることができます。オーガニックコットンや植物から作られた天然繊維などは「天然素材」です。
「リサイクル素材」は、本来廃棄するものを再利用した素材のことです。ペットボトルを再生・再利用したリサイクルポリエステルなどが代表的ですね。できあがったリサイクルポリエステルは機能や特徴も、石油から作られたポリエステルと変わりはありません。ポリエステル原料となる石油の使用量を減らし、CO2の低減にもつながります。
品質や価格面でも従来のものと比較しても遜色はなく、バリエーションも多くなっています。

2.リユース(古着)を活用する

お気に入りじゃなくなったり、年齢による体型の変化で洋服が着られなくなったときには、古着屋さんに持って行くのはどうでしょう?
捨てるのではなく、誰かがまた着てくれるのは「もったいない」気持ちも晴れます。また、古着屋さんでヴィンテージを見つけるのも宝物を探すようで楽しいですよ。古着は昔ながらで簡単なサステナブルファッションなのです。

最近はサスティナブルな服やモノも増えてきているので、ぜひ探してみてくださいね!
こちらでもご紹介していく予定ですので、楽しみにしていてください♪

TIPS② 食卓から理想を想う

世界的に起こっている異常気象や飢餓問題は地球温暖化と密接に関係していると考えられています。その原因となる温室効果ガスは、私たちが普段食べている食品の生産をはじめ輸送や廃棄時などにも排出されているのが現状です。また、現代の肉や乳製品をはじめとする動物性食品に頼りがちな食生活を見直そうとする動きが、徐々に広がっています。また植物や豆と比べて多くの資源を要するという観点からも見直しされています。食卓からできることの一例をご紹介しますね。

1.規格外品や賞味期限間近のものを活用

よくスーパーなどで値引きシールの貼られた商品が売られていますよね。賞味期限間近だったり、傷が付いてしまった見た目の悪い商品だったり。
このような賞味期限間近の商品や規格外品は安く購入できるため、購入者自身にもメリットがあるだけでなく、地球温暖化にも影響するとされているフードロスの削減にもつながります。

2.地産地消を意識する

地域で採れた農産物や海産物を積極的に消費する取り組みが地産地消です。直売所やファーマーズマーケットなどで買い物をするということは、生産者と消費者のつながりを築く目的や地域活性化になるだけでなく、流通距離を短縮することができるので地球温暖化の原因となる温室効果ガス削減にもつながります。
消費者側のメリットとしては、生産者から直接買うのでスーパーなどで買うよりも新鮮で安いものに出会えるという点です。
地域で採れた農産物を見付けるのが難しい場合は、なるべく国産のものを手に取るように心がけてみましょう。

3.保存食を作る

食材が余ってしまいそうなときは、漬け物や干し野菜(乾燥野菜)などの保存食を作ってみるのもおすすめです。ここでいう保存食は乾パンなどの長い期間品質が保たれるものではなく、常備菜のような立ち位置のものなので、長く保存したい場合には冷凍保存が安心です。
例をあげると、干し野菜を作ると、スープや煮物、ピクルスなどさまざまな料理に使えます。また、昔ながらの、塩をたくさん使用した長期保存にも耐える保存食も少し手間はかかりますが、日常を楽しむスパイスとして取り入れてはいかがでしょうか?
野菜が余っているときなどにぜひチャレンジしてみて下さい♪

我が家のキッチンから地球にやさしいことを、無理なくじはじめてみましょう。

TIPS③ 地球に還る素材や成分にこだわる

合成洗剤や衣類からのマイクロプラスチック流出(5mm以下のサイズになったものをマイクロプラスチックと呼ぶ)、洗濯排水による水質汚染や、自然環境下では分解しにくい使い捨てプラスチック製品の蔓延など。私たちの暮らしが環境に負荷をかけていることは沢山あります。
日本では、ゴミの回収ルートが整備されているので、川や海にプラスチックゴミが流出してしまうことは少ないと言われていますが、制度や人々の意識が不足している国では、街中の川や海沿いには大量のゴミが溢れています。プラスチック製品は海に漂流すると、海鳥やウミガメなど海洋生物が誤って飲み込み、死んでしまうケースも増えています。
このような問題に、近年土に還る商品が注目されています。特定の環境下に置くと微生物等に自然分解される生分解性プラスチックや、コットンやウールなど天然由来の素材でのみで作られた商品も、自然分解の対象になります。
海洋生物の体内やそれを食べ海や大陸のあらゆる生態系を守るためにも、身の回りにあるプラスチック製品を、天然素材のものや生分解性プラスチックのものに変えてみるなど、多くの人が小さく始めることで、持続可能な社会に近づいていきますね。

TIPS3選でした。みんなで暮らしの中に取り入れながら、楽しみながらサスティナブルな暮らしをしていきたいですね♪

一緒にデザインやサスティナブルやウェルビーイングについて学びましょう♪楽しみましょう♪ いただいたサポートは活動資金に使わせていただきます!