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てんとう虫の話。と馬の尻尾


歩いてて、ふと腕を見たらてんとう虫がついてた。

お空へ飛んでけーってやったけど
そのまま降りてきたから

ピンクの花に置いてみた。
伊勢の蝶々のリベンジだ。

最近、よくてんとう虫が夢に出てきてたんだ。

ふふ

風を感じる遊びをしながら歩いてた
腕に当たる風に集中して楽しむだけの遊びなんだけど

それをフワフワやってたら
てんとう虫が生まれ出た。

あの日は散々な日で
朝から立て続けにいろんなことが起こった
でも、こういう日ってのは
単純に
全てと丁寧に向き合って終わらせることに集中する日

って知ってるから焦りはしないけど
結構集中力が必要です

悪いことが起きた!
とその事実だけで終わらせてはいけない
よくよく観察してみる

悪いことが起きた!
嫌だな!
でも、できる範囲で逃げずに今の自分が出来ることを丁寧にやろう。
そう考えて行動すると

助けがすぐ来るし、丸く収まる
本当にビックリだよ
10分後にきたよ

悪いことが起きた!
嫌だな!
ジタバタジタバタ
をやり続けると
きっとその助けも見逃すんだな

だから、ちゃんと観察してないといけないね。
すぐ後ろに救世主はいる。

助言を聞き入れないといけないね。
そういう時に聞く言葉は、人生のアドバイスだったりする。

チャンスの神様は前髪しかない
って言葉が浮かんできて

本当に、その神様前髪しかないんだけどイケメンらしいよ。
でも、その前髪結構長いのね

それ調べるまで
私の中では
前髪のある馬のイメージだったの

馬だから走るの早いしね
そりゃあ掴まんないわ

わたしは調子が良い時

自分が嫌だな
関わりたくないな
と思う人との出会いや、やりとりを避けることが出来る。

代わりになのか
周りがそれらで困ってることを遠くで見かけたりするけど
わたしの世界にまでそれは入ってこない

まるで肩が少しだけ触れるくらいの距離感でそういう人たちや、そんな出来事とすれ違っていく

すれ違っていくのがわかるんです。

で、おもしろいのが
それはどんな時に起こるかってのが

「朝から散々な目にあったわ」
って思うようなことが起こった後

もっと厳密に言えば
「朝から散々な目に遭うけれど
心を腐らせることなく
ひとつひとつ丁寧に終わらせることが出来た」後

わたしの世界の見えないバリアが大きくなるのか
わからないけど
そういう人や出来事に
すれ違ったことはわかるけど
気づいて振り返った時には
もうはるか遠くの後ろ姿だったりする

前髪も早いけど
尻尾も早い

そういうのは馬の尻尾のイメージなんだよなー

尻尾はたまに私にかすかに当たるけどね

それでも何かに守られてるから
直接、悪さはされない
気づいたらはるか向こう

幸福も不幸もどちらも走るのが早い。
物事は表裏一体。大きく見ればどちらが良いとかどちらが悪いとはないのかもしれない。前髪か尻尾か。人はどちらの部分を目撃したかで判断してしまうのかもしれない。起こる意味はそれぞれにある。ただし、自分の軸をしっかりもって物事を見極めていれば必要のない嫌事は避けることが出来る。避けようと意識すれば、あちらが避けていく。
自分の世界に必要ないと思えばバリアがそれを寄せ付けない

そのためにはやはり、日々の経験からの学びが必要だ。

自分の好きなことだけ、得意なことだけでは世界は浅く狭いまま。自分が苦手だと思うことに真摯に向き合う中に、より深く広い世界に続く自分自身の秘めた可能性が見いだせる

今日はすこしだけ深く潜ってみよう

だから、私はどん詰まったらたまにいつもの行動と真逆のことをしたりする。自分がいつもは選ばない行動を起こしてその動向を見守る。苦手な人や苦手なことが目の前にどんどんきても一つずつ対処していく。流れ作業のように心を乱さず、この後に起こる世界の変化を見守る。

自分ごとまるっと世界は変わっていく。

何度も意識してやっていくうちにそれは自然と自分に身について、そのうち無意識下で行われていくようになると思う。
そうなれば、もう後ろ姿に振り向く必要もない

そのためには丁寧に誠実に生きることだなぁ。なんて
思いました。

~私の伊勢物語2020⑱~

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