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日記:プログレとアムロ・レイ(2023/1/13)

 約半年ぶりにスタジオで作曲をしてきた。ドラマーと二人で。
  プログレど真ん中な曲を作っている。一年以上前から構想していた曲で、めちゃくちゃ長い。ギターソロというかインストのパートだけで5分近くある。バレエ作品をイメージして作ったので、一曲が3楽章に分かれており、歌詞も壮大。今まで作った曲の中で間違いなく一番凝っている。でも今こんな曲誰が聴くんだろうね。
 色んなところで散々言われてるからわざわざ詳しく書かないけど、音楽にしろ動画にしろ、短くて、つかみにインパクトが有ってっていうのが当たり前になってきてる。手軽に楽しめるからって理由が普通言われるけど、発信側の作る手間が少ないからっていうのも大きいと思う。実際今このクソ長い曲を作っててすごくめんどくさい。今のバンドはアルバム一枚作ったら解散って決めていて、あと二曲ほど作ったらおしまい。次バンド組むならもっとラフに楽しめる曲ばかり作るバンドもいいかなと思う。


 最近初代ガンダムを観始めた。「水星の魔女」から入った新参者のうちの一人。ガンダムに詳しい友達にそのことを話すと、「沼へようこそ」と言わんばかりに、激しく、同時に暖かく迎え入れてくれた。まだ5話ぐらいしか観てなかったので、軽く「観始めたよ、これからハマるかも」とだけ言いたかったのだけど、同じ種類の人間を見つけたと思われたのか彼は嬉々とガンダムについて熱く語ってくれた。俺もヲタクの早口を聞くのは大好きなので、ニコニコしながら聞いていた。 
 10話ぐらい観た感想としては、初代の「機動戦士ガンダム」だけで43話もあるので展開ゆっくりなのかなと思っていたら全然違った。正直舐めていた。一話から名シーン名台詞の応酬でどんどん引き込まれる。Twitte等でミーム化しているシーンやストーリーの沿革だけ知っていた身からすると、ずっとインターネットの語録で話してるみたいでおもしろい。こいつ、ハマるぞ。


 今日聞いた曲紹介
 WIZRD - Seasons
ノルウェーで去年デビューしたプログレバンドの1st
YESのようなシンセサウンドとストーナーのような分かりやすいリフが魅力。変拍子も難しく聴かせない軽快なリズム。
個人的に2022のベストアルバムに入ると思う。そういう「2022ベスト10」みたいなの作って無いけど。


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