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目の見えない白鳥さんとアートを見にいくvol.9 東かがわ市 とらまる公園

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

こちらの本で紹介されている、
アートの鑑賞方法を実践する、第9弾。

今回取り上げる作品はこちら

モーターボートのように見える作品。
モーターボートといえば、
東かがわ市には、モーターボートでランプロファイア岩脈などの
地球の神秘を巡るジオサイトクルーズがある。

この石の舟で巡れば、
スペシャルジオサイトクルーズになる!
けれど確実に沈むだろうな。

早速、目の見えない人に説明するかのように、
アート作品を鑑賞していく。

改めて作品をよく見ると、
モーターボートというよりも、
少し大きめの水上バイクというほうがしっくりくる。

運転するハンドルも、モーターボートで使われる、
車のハンドルのような丸型ではなく、
自転車のような棒状のハンドルがついている。

ハンドルはステンレス製?
銀色に光り輝いている。
棒状のハンドルから、
同じ素材の2本の支柱が下に伸びており、
まくらのような石とつながっている。

ハンドルの前には、
カッターで切り込みをいれたような、
不規則な傷が石に刻まれている。

向かい風に向かって進む、
水上バイクが受けた傷なのだろうか?
この傷をつけたものはなんなのだろうか?
水だとすれば、相当なスピードで進まないと、
こんな傷はつかないだろう。

このことから、今の人間社会を表現しているように感じた。
ものすごいスピードで社会が変化している。
その変化によって、自然との軋轢が大きくなっている。

少しゆっくりスピードを緩めて、
自然との共存を考えていきたい。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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