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決戦は木曜日〜ヤクルトの逆襲〜 東かがわ市 翼山温泉

今日は木曜日。
東かがわ市、翼山温泉でヤクルトがもらえる日
先週はもらえなかった。
先週の記事はこちら


翼山温泉に到着。
中をのぞくと、
店員さんが、受付におられる。

「どうしよう」


このまま、入れば、普通にヤクルトが
もらえてしまう。

それでは記事にならない。
店員さんがいなくならないか、
駐車場で少し時間をつぶす。

店員さんは受付にいる。
閉店時間が近づく。
らちがあかん。

仕方がなく、突入する。
案の定、スムーズに、
あっさりと、何の問題もなく、
ヤクルトをもらえてしまう。

せっかくのヤクルトの味も
わからない程の狼狽。
このままだと記事にならない。

そんな時、思いつく、

「先週もらえていないから、ヤクルト、もう一本下さい」


これを言えば記事になる。
嘘をつくことにはならない。
本当に先週もらえるはずの、
ヤクルトをもらっていないのだから…

しかし、店員さんを目の前にすると、
なかなか勇気が出ない。

そんな時は、
カウントダウン理論が有効かもしれない。
なにか勇気を出さなければならない場面で
心の中で、カウントダウンをはじめる。
5・4・3・2・1
0で実行する。

不思議と実行できるようになるそうだ。

そういえば、子どもにもこのカウントダウンをすると、
動き出してくれることが多い。
人間の本能にインプットされている習性なのかもしれない。

5・4・3・2・1・0

「毎週木曜日は、ヤクルトがもらえるのですね」

いい入り方だ。

「そうなんですよ」
店員さんも笑顔で、答えてくれる。
いい雰囲気だ。

いまだいましかない。

「先週も来たんですけど、ヤクルトもらえてません。だから、もう1本ください」

いいよった!

店員さん少し困惑の表情を浮かべたが
すぐに
「いいですよ」

勇気を出して、いってしまえば、
恥ずかしさもなくなると思ったのだが、
甘かった!
店員さんが、ヤクルトを出そうとしている間も、
顔から火が出るほど恥ずかしい。

店員さんの優しさに触れて、
翼山温泉をあとにする。

水風呂で冷やしたはずの体から
どっと、汗が吹き出た。

2本目のヤクルトを胃に流し込む。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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