【人工肛門】早産・息子の病気について
前回、息子がNICUにいたことはさらっと書いたけど、
今回は詳しく書いていきます。
私が出産したとき、情報がなくて不安だったから。
少しでも誰かの役に立てば光栄です。
妊娠33wで出産
妊娠33w(9ヶ月)でいきなり破水。
一人目だし破水とわからず、
発熱したから病院に行くと救急車で搬送され、
あれよあれよと子宮口が全開になり、
そのまま出産。
どんどん開く子宮口を
先生でも止めることができませんでした(笑)
2000gなかったので、そのままNICUへ。
生後3日で異常が発覚
NICUの先生に呼び出され、話を聞いた。
昨日からお腹が張っている
大きい病院に緊急搬送する
手術が必要かもしれない
私は入院しているため外に出られず、
息子は離れた大きな病院で緊急手術となった。
病名は「胎便栓症候群」
小腸で便が粘土状のまま留まっている
とのこと。
まだ未熟だった身体機能のため、
うまく形となって排泄できなかったよう。
この日は、開腹手術で便を取り出し、
一時的に人工肛門になった。
生後6ヶ月で再手術
体重が増えてから腸をつなげる手術をするため、
生後半年で再入院。
付き添い入院だったから私も3週間一緒に過ごしたけど、
退屈でしんどかったな(笑)
人工肛門のところと、切り離していた小腸をつなげて
完治となった。
人工肛門とは
お腹の外に腸の一部を出して、そこに専用の袋を貼る。
その中に便が排泄されるもので、定期的に交換が必要だし、
肌が荒れることもあって、ちょっと面倒なところもあった。
手術の痕は消えないけど、頑張った証だと
息子には説明している。
完治したこと、後遺症がなかったことだけでも
十分ありがたい。
個人的に一番大変に感じたのは、
NICUを退院するまでの2ヶ月間、
毎日電車で面会に行って、母乳を届けたこと。
手術の話をすると「大変だったね」と
必ず言われる。
でも、私からしたら産後一週間後から
寝不足でずっと育児をしている
お母さんたちの方がよっぽど大変に思う。
だって私、夜中の搾乳もサボって
一晩普通に寝ていたから(苦笑)
今となっては、すべて笑い話。
そうなれたことに対しての感謝の気持ちは、
絶対忘れない。
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