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私の回顧的ゲーム&メモリー「ストリートファイター2」

小学生男児なら強さに強烈に惹かれていた事は前回の、私の回顧的ゲーム&メモリー「ロックマン2」で説明した通り。

だがこの時代は、もう一つの強さを引っ提げて登場したタイトルがあった…それが格闘ゲームというジャンルとともに、一躍社会現象まで上り詰めた「ストリートファイター2」と言うタイトルだ。

このころまだスーパーファミコンとファミコンの両方でゲームが出てた時代で、自分はスーパーファミコン本体を持っていなかったし、ゲームを遊びに友達の家に行く…というのは普通だった時代だ。

今の子供たちはオンライン環境が整っているために、そんな事はまず皆無だろうけども、この頃は友達に会いに行ってるのかゲームをするための手前なのか…今思うとなかなか現金な交友関係だったかもしれない。

とにかく、友達の家にゲームしに遊びにいくというのも基本だったため、そこで持ってないゲームを見たり、二人プレイで遊んだりというのはしょっちゅう行われていた。

そうした中、友達の中に一人は居たであろう「やたらゲーム機とゲームソフトを持ってる友人」からこのタイトルとの出会いは始まる。

バトルものが好きでかつ、ゲームの中で「どっちが強いのか?」と言う雌雄を決する事をゲーム性としているため、これもまた子供ながら心に来たソフトだ。難しい操作性やコマンドを駆使して、相手を倒すという快感を得てしまったようだ。

波動拳という分かりやすく子供が好きそうな、気弾を飛ばすという行為は、かめはめ波やロックバスターと似ている。それでいて相手がのけぞる程度の衝撃という事で、どこかしら現実的であり、こちらも小学生の練習対象…もとい真似事の一つとなっていた。

とにかく「強い」というパラメーターを誇示したがるのは、小学生男児にとっては日常茶飯事である。喧嘩にしろテストにしろスポーツにしろ…そしてこの格闘ゲームというのもまた、俺のほうが強い!というには分かりやすすぎる題材だ。

ゲームが上手いほうが勝利する…それがゲームの強さとキャラクターの強さをマッチさせた形で実現するわけだ。暴力やスポーツとは違うが、それでいて勝ちや強さに飢えていた自分にとっては相性抜群だった。

勝敗を決するというのはある意味ドラマなのかもしれない。誰かと競ったり勝負したりすることはよろしくないという感覚があるかもしれないが、つらい現実を乗り越える時には、この勝負魂があれば乗り越えられる気がする。このストリートファイターから...続く格闘ゲームたちから、勝負魂を学んだように思う。

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