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楽しみ方いろいろ!神玉巡拝

続きです。
茨城県北の神玉巡拝。昨年2021年夏に巡った2つの神社をご紹介します。

太古から泉が湧く神社


茨城県日立市に鎮座する泉神社。崇神天皇の御代、紀元前42年に鎮祀されたとのことです。驚き! その名の通り泉が湧くことで知られる神社。日本人は太古の昔、巨木や岩などを神様の依代として信仰していましたので、こちらもこんこんと湧く泉自体を神様として崇め、そのあと今のような社殿ができたのではないでしょうか。

青く澄んだ泉
池には弁天様がお祀りされています


コンコンと湧き出ています

フランスのルルドの泉と勘違いしてか、硬貨を投げ入れる人が多いようです。気をつけよう!

そして、神社のすぐそばに、イトヨの里・泉が森公園があります。イトヨという、きれいな水でしか生きられない大変珍しい魚が生息しています。

トンボがたくさん飛んでいました
澄んだ流れ

泉のすぐそばまで住宅地が建ってしまい残念でしたが、自然を破壊せず、大切に保ってほしいなぁと思いました。

水が美味しい土地には美味しい蕎麦あり

泉神社をあとにして、次はちょうどランチの時間でしたので蕎麦屋をスマホで検索。近くで、花みずきさんというお店がヒット! 初秋でしたので、常陸秋蕎麦をいただくことにしました。

常陸秋蕎麦は、あまり市場に出回らない、幻の蕎麦と言われています


岩山の上に本殿がある大みか神社

ランチのあと、次に向かったのは、大甕(おおみか)神社。日立に「おおみか」という地名があるのは知っていたのですが、大甕神社の存在は実はつい最近まで知りませんでした。

こちらもまた大変由緒のある神社で、社伝によると、紀元前660年とのことです。※詳しい由緒はHPをご覧ください

大甕とはなんなのか。調べましたところ、甕(かめ)は、土器のことであり、祈願の際に神様にささげる食べ物やお酒を入れる器のことを「大甕(みか)」と呼んだそうです。

古代の岩山信仰が残る神社であり、本殿はなんと岩山の上に鎮座。鉄の鎖をたよりに登らねばなりませんので、参拝の際は滑りやすい靴での参拝は危険です。ご注意を!

この時はなぜか鉄の鎖もなかった!
しかし、70代の母がスイスイ登っていく。笑
プチ登山のよう
本殿
木彫りの彫刻

帰り道は日立の海岸線をドライブし、灯台公園に立ち寄ったり、お魚センターで魚介類を買ったりして帰路に着きました。

日立灯台のある古房地公園
サーフスポットでもあります
灯台の見える風景。美しい〜!


以上で、昨年秋の泉神社と大甕神社でした!
神玉は2つ集めることができました。

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