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公立中学を卒業後、インターナショナルスクールに入学して驚いたこと③ 授業中のイスラム文化の尊重編

こんにちは。16歳のハラマキです。前回はIT機器を使いこなすことついて書きました。今回はわたしが授業中に感じたイスラム文化の尊重について書きたいと思います。

日本の生活では、宗教について考えたり、感じたり、話したりする機会はほとんどありませんでしたが、今の学校では、オンライン授業でも、同じクラスの中に様々な信仰を持つ人達が集まっていることを感じることがあります。

他文化の尊重〜ラマダン期間中の授業で〜

イスラム教にはラマダンという断食をする期間があり、今年(2021年)は4月13日〜5月12日でした。この期間、ムスリム(イスラム教徒)は、日の出から日没までの間、食事や水分など一切のものを口にしません。
ちょうどこのラマダン中に、マレーシアのcovid-19の感染状況が悪化し、授業は全面オンラインに切り替わりました。生徒は、自分に向いたカメラをオンにして、授業に参加します。みんなの様子が画面で見えるので、ムスリム以外の生徒がカメラをオンにした状態での飲食をを控えていることに、わたしは気が付きました。何か口にするときは、一旦カメラをオフにします。そうすることが自然で当たり前ということに、お互いの文化を尊重する姿勢が表れている気がして、わたしはとても感動しました。

みんなで「ハッピーハリラヤ!」と言ってお祝いする!✨

一か月に及ぶ断食が終わると、待ちに待ったお祝いの日がやってきます。それがハリラヤです。
イスラム教徒にとって、一年で最もおめでたい日の一つだそうです。
日本のお正月のようなかんじでしょうか。

学校では先生方が作ったラマダン明けをお祝いするビデオをみんなで見ました。
先生もクラスメイト達もみんな、「ハッピーハリラヤ!」とスクリーン越しに言い合っていました。ムスリム以外の生徒達もです。わたしは正直とても戸惑いました。ムスリムではないわたしがそんなことを言って大丈夫なのかと。
でも、担任の先生の言葉でわたしの戸惑いは消えました!
「今年は、covidでみんなと一緒にお祝いはできなけれど、こうしてスクリーン越しに一緒にこの日を迎えられて嬉しいです。ムスリムじゃなくてもみんなでお祝いしよう!ハッピーハリラヤ!」

宗教は違ってもお祝いの気持ち、うれしい気持ちはみんな同じで、その気持ちをただ共有すればいいんだ!と思ったら、なんだかうれしい気分になりました。

次回は「公立中学を卒業後、インターナショナルスクールに入学して驚いたこと④ ゴットタレント編」を書こうと思います。

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