「ソーシャルマッチのネットワークがなかったら困る」会社を立ち上げて一番歓喜した瞬間
※本記事は2020年3月に執筆されました
カンボジアで障がい者支援NGOを立ち上げたサミスさんとは、ソーシャルマッチが誕生した時からお世話になっていて、イベントは4回くらい一緒に開催したり、いつもソーシャルマッチのサービスの相談に乗ってもらったりしていました。
サミスさんのオフィスにはきっと何十回と通い、いつも入り口で番犬に追いかけられて、みんなに笑われながら逃げていたのですが、番犬も覚えてくれたのか、最近は追いかけられなくなりました(笑)
サミスさんと話すといつも元気づけられて、サミスさんのおかげで一緒に色々挑戦できて、ソーシャルマッチ、成長できていました。
そんなサミスさんが抱えている課題を常にお伺いしていました。
サミスさんは、障がい者支援NGOを立ち上げ、カンボジアの障がい者自立支援、介助制度づくり、バリアフリー化などの活動をされています。
NGOの事業活動を持続可能にするため、活動費を捻出すること、そして、障がい者の雇用のため、ドライマンゴーやローストカシューナッツなどのお土産をつくる、食品事業を開始されました。
その食品事業の課題をお伺いしており、いち早く売上拡大させなければ、事業存続が危ぶまれるとのこと。
「障がい者差別があるカンボジアで、障がい者がこんなおいしいものを作ったんだと彼らの能力を知ってほしい」
サミスさんのピュアな原動力をいつもお伺いしていて、この素晴らしい事業を終わらせてはならないと、マッチング先を探していました。
その結果、人気お土産店Amazing Cambodiaさんとのコラボ商品の発売、日系の農業事業者からの食品加工の受注が決定などのマッチングを作ることができました。
輸出、そしてカンボジア国内での販路、食品加工の受注と、サミスさんの食品事業存続へ貢献することができました!
カンボジアのために、という同じ思いをもつ素晴らしい方々だったから、ご紹介から、プロジェクト締結までスピーディーに進みました。
先日サミスさんと、改めて、コラボ商品の発売、そして輸出も、本当におめでとうございます!とお話ししていたら、
「ミオさんのネットワークがなかったら本当に困っていた。これでサバイブしていける。自分も経営者として成長できています」
と言ってくれて本当に嬉しかった。ソーシャルマッチを立ち上げてよかったと思うほど歓喜した。
サミスさんの素晴らしい事業を前進させるマッチングをつくることができた。そもそも、それを成すためにソーシャルマッチがある。
ソーシャルマッチが、生まれた理由、
サミスさんの、社会を変える社会起業家の、力になるマッチングを生み出し、社会問題を解決するためです。
ブレないように、その思いを決して忘れずに、
社会を変えるマッチングを生み出せるように、これからも、動いていきます。