人生を変えたければ付き合う人を変える
「人生を変える」って聞くと壮大だけど、言ってしまえば「接している環境・ヒト・情報」を変えるだけ、と「極めてシンプルなこと」なのです。
ここを変えればあなたの人生は自動的に変わるし、逆を言えば、ここを変えなければ「こんなに努力してるのに全然変わらないよ!」となってしまう。
朱に交われば赤くなる
私たちは、「まわりの環境」「付き合っているヒト」「インプットする情報」から必ず影響を受けます。
これらの影響から逃れられず、人生の方向性までいつのまにか決定されてしまうのです。
だから、毎日毎日、事件・事故が流れるニュースを見てて、「幸せな気分でいようね!」っていうのは難しい。
偏差値が低い、不良だらけの学校で、「東大に合格するぞ!」と熱心に勉強するのは は難しい。
現状維持思考の強い人たちばかりに囲まれて、「自分だけ情熱的にチャレンジするぞ!」というのは難しい。
「類は友を呼ぶ」とか「周りにいる人の年収の平均が、自分の年収」という言葉って、本当なんだと思います。
でも…
私たちは「誰から影響を受けるか?」を選べる
自分がどんな環境に身を置くか?
自分がどんな人と接するか?
自分がどんな情報に触れるか?
は、自分で自由に選べます。
「人生は自分で選択できる」という言葉がありますが、「どんな影響を受けるかは自分で選択できる」ということを言ってるんですよ。
ここの選択次第で、あなたの人生がどんな方向方向に向かっていくかは自動的に決まるんです。
あなたは自分が影響を受けたい環境にいて、望んだ流れに乗っているでしょうか?
自分が影響を受けたいヒトに会っているでしょうか?
自分が影響を受けたい情報をインプットしているでしょうか?
それとも
親が敷いたレールの上を走っているでしょうか?
付き合いたくもないヒトと、いやいや付き合っているでしょうか?
悪口ばかりのネット掲示板を見ているでしょうか?
こんな小さなことの積み重ねが、私たちの人生の正体なんですよ!
そこを変えずに、人生変えようって努力しても、もんのすっっっっごく!大変なんですよ。
じゃあ、具体的にどんなヒトと付き合ったらいいのさ?
私たちはつきあうヒトの影響を受けているからこそ「誰と付き合うか」を選択することがめっちゃ重要!
「どのような人と付き合い、どのような人と付き合わないか」の基準を持つこと。その基準となるのが、お釈迎様の教えにある「4種類の敵」と「4種類の友人」が参考になります。
お釈迦様は、「次の4種類の人は敵であって、友に似たものにすぎない、と知るべきである」と述べ、「危険な道を避けるように、敵を遠くしりぞけなさい」と教えています。
4種類の敵
①何でも取っていくヒト
・人に与えるときは少ないのに、自分が受け取るときは、できるだけ多く得ようとするヒト
・自分の利益のみを追求するヒト
②言葉だけのヒト
・「あのときは、ああしてあげた」と、過去のことを恩に着せて友情を装うヒト
・「今度、こうしてあげるから」と、未来のことに関して友情を装うヒト
・なすべきことが迫ってくると、「都合が悪い」と言い出すヒト
③甘言を語るヒト(甘言:口当たりのよい言葉)
・目の前ではお世辞を言い、裏では陰口をたたくヒト
・うわべだけのうまい言葉を語って、中身がともなっていないヒト
④遊蕩の仲間(遊蕩:ギャンブル、お酒などに溺れること)
・飲酒、ギャンブルに明け暮れているヒト
この4種類のヒトとは縁を切りましょう。
一方で、お釈迦様は、「次の4種類の友人は、心のこもった友であると知るべきである」と述べています。
4種類の友人
①助けてくれるヒト
・元気がないときに、守ってくれるヒト
・正常な判断ができなくなったときに、正しい行動に向かわせるヒト
②苦しいときも楽しいときも一様に友であるヒト
・窮地に陥っているときに、見捨てないヒト
・辛いときにも一緒にいてくれるヒト
③自分のためを思って話してくれるヒト
・悪い道に入らないように忠告したり、大切な情報を教えてくれるヒト
④同情してくれるヒト
・落ち目になったときに心配してくれ、上り調子のときには一緒に喜んでくれるヒト
・人から悪口を言われたときに、弁護してくれるヒト
お釈迦様は、このような「4種類の友人」こそ「親友」であると説き、「真心を持って交流しなさい」と説いています。
悪縁は切ってしまいましょう!
最後まで貴重なエネルギーを使ってお読みいただきありがとうございました。あなたが日々、穏やかに楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています(╹◡╹)