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外資系社員が教える、離職率が外資系で高い不思議!

はじめに。

外資系の会社は、離職率が高い。
その評判は、どこと比べるかにもよるが、おおむね正解だろう。

筆者のイメージでは、全体で2年で約50%程度は、離職していく感じだ。

どうしてこんなに離職率が高いのか?

 1. 変な人のため転職、結果外資系。
 2. 外国人の自由な文化の影響。
 3. キャリアアップ志向が強い。

結論:変な人、自由人、意識高い人の割合が多い。

① 変な人。

この変な人が一番やっかいだ。上司・転職者自身を含めて、変な人の割合が外資は多い。ほかの会社で厄介払いされたのだろう。もめ事を起こすため、ビジネス上(もちろん私生活も)、関わらないほうがベター。特に上司が変な人の場合、大量の離職者が発生する。

② 自由人

外資系では、海外生活経験者や外国人と、密接にビジネスを行うケースが多い。外国人は、転職は当たり前と思っている。例えば、中国では「10年以上会社にいると他の会社では働けない人」と転職時に悪い心証を与えてしまう。日本とは真逆の心証と言えるだろう。このような多様な労働観・転職観にふれ、自由人はより自由に羽ばたいていく

➂ 意識高い人。

当然、会社よりも個人が大切だ!給料が上がらない、管理職へのポストが埋まっている。それは会社の問題である。成果と自信を背景に、管理職→Topマネジメントへ、転職を繰り返して達成していく。ポストがあくのを待っていたりはしない。自分を売り込んでいき、望むべき仕事と高い報酬を獲得していく。同一組織内で出世していくのが日本方式とすれば、多数の企業をわたり歩きながら出世していく外国方式もある。

結論。

変な人、自由人、意識高い人、これらの人々が外資系の離職率を高めている要素である。離職率が高いことを背景に、リクルーター活動が活発になり、さらに転職が多くなる循環である。
同一組織で頑張ることも、転職を繰り返し苦労することも、あまり大きな差異はないように見える。どちらにせよ、「幸せ」であればベストです!



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