鬼滅の刃が残酷すぎる件

鬼滅の刃が残酷すぎると感じませんか?

特に1話目からすごい。首が飛ぶし、血しぶきが舞います。

鬼滅の刃の人気っぷりの理由に、残酷すぎる作品性があるんじゃないのって思ったりもして。この記事ではその辺りのところを書いていきたいと思います。


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鬼滅の刃の残酷すぎる設定

鬼滅の刃には、残酷すぎる設定があります。

それは「鬼を倒すには首を斬らなければならない」というもの。

鬼滅の刃は鬼を退治する物語ですから、必ず首をはね飛ばす描写が入ってきます。

首をはねないと鬼を倒せないため、この描写はアニメでも省略することはできません。

子供にも大人気の鬼滅の刃ですが、小さなお子さんにも首が飛ぶ描写のある作品をみせるというのは、ちょっと気が引けてしまう面もあるかと思います。

余談ですが、残酷なシーンはちょっとというお子さんにはみらい文庫版鬼滅の刃ノベライズがおすすめです。漢字にも送り仮名が振られていますし、挿絵も入っています。小学校低学年くらいのお子さんにもおすすめ。

ちなみに残酷な描写があるけれど、お子さんといっしょに鬼滅の刃をみることで大切なことを学ぶことができるよという趣旨でも記事を書いています。鬼滅の刃を子供に見せることで学ぶことができる大切なこととは?>>


鬼滅の刃以外にも残酷すぎる描写のある漫画はけっこうある

鬼滅の刃以外にも、残酷な描写のある漫画はすくなくありません。

古い所では「北斗の拳」。この作品、首が飛ぶどころではありません。主人公のケンシロウが使う北斗神拳は秘孔をつくことで、敵のからだを内側から爆発させてしまいます(「ヒデブ!!」や「アベシ!!」でおなじみですよね)。

つぎに「ジョジョの奇妙な冒険」。この作品も首が飛ぶどころではありません。吸血鬼たち2体が少年をぞうきんのようにしぼり殺してしまいますし、グーパンチによるラッシュ(いわゆる「オラオラオラオラ!!」です)では頭部が変形するのは当たり前、過剰な血しぶきがコマをおおいます。

さらに「ドラゴンボール」。わりとカジュアルに人のからだを貫きます。特に体を再生することができるナメック星人へのバイオレンスがひどく、ピッコロの腕や足がちぎれるシーンはあるあるです。

このように残酷な描写があるのは、なにも鬼滅の刃に限ったことではありません。鬼滅の刃がこういった作品よりも残酷なのが心理描写です。

鬼滅の刃は心理描写も残酷すぎる

鬼滅の刃が残酷すぎるのは、主人公たちの内面も深くえぐられるところです。

第一話では、主人公である炭治郎の家族がみんな殺されてしまいます。

住み慣れた家に炭治郎が帰ると、家の雰囲気がおかしい。中をのぞくと家族たちが倒れている。唯一生きのこった妹は人ではなく鬼にされてしまっていて……。

炭治郎は一話の時点でまだ13歳。13歳の少年にはあまりに酷な出来事だと思いませんか?

これはほんの一例。

鬼滅の刃に登場するキャラクターたちは、みんなつらい過去を背負っています。味方だけではなく、敵である鬼にまで悲しい過去が設定されていてとにかく救いがありません。

鬼滅の刃が人気なのは残酷すぎる作品性のおかげ!?

やや雑なことをいいますが、日本人ってかわいそうな物語に引き付けられるところがあると思うんですよね。

たとえば「フランダースの犬」。村八分にされた悲しい少年が絵を描き続ける作品ですが、最終回ネロとパトラッシュがあの世へ旅立つシーンは名シーンとして何度もアニメ特集で取り上げられたりします。

「鬼滅の刃の人気っぷりが残酷な作品性のおかげ」というのは言いすぎましたが、かなしい過去を背負ったキャラクターたちに引き付けられるというのはあると思います。

鬼殺隊に所属しているのは、大切な人を鬼に殺された思い出を持つ人ばかりです。そんな彼らが鬼を討つわけですが、鬼にも悲しい過去が設定されていてついつい同情してしまう。

鬼滅の刃の人気の陰には、かなしい物語に引き付けられる面が人にあるからなのかもしれないと思ったりするのです。

ちなみに、鬼滅の刃は「アニメ化→若い女性に人気→書店で単行本が品切れ→コロナ&動画配信サービス→劇場版」という順に人気が拡大していきました。鬼滅の刃が急に人気!火がついた順序を解説します>>

まとめ:鬼滅の刃が残酷すぎる件

鬼滅の刃には残酷すぎる描写があるのはたしかです。

ただ、残酷な運命にあらがって前に進もうとする炭治郎の姿勢には心を震わせられます。人気が爆発したのもうなずけますよね。


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呪術廻戦(既巻1~14巻):6,426円→3,220円
鬼滅の刃(全23巻):10,127円→5,068円
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手順はこちらの記事をどうぞ>>半額でまんがを読む方法


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