「何か」
ふと、頭の中で「何か」を掴みそうになることがある。
テレビのニュース、窓の景色、ネットの記事・・・
何気ない日常を捉えた時、内側から「何か」が染み出してくる。
まるで子どもが両の腕をブルドーザーにして砂の山を作るように、「何か」をザザザと辿り寄せて出来る形。
こうして作られた「何か」は、まるで本を読み通した後の充実した気持ちをもたらしてくれる。
しかし、いつの間にか「何か」は崩れてしまい、そこに山があったことすら思い出せなくなる。
こんなことを幾度となく繰り返して来たのだろう。そこに微かな風情は感じるものの、勿体なさが勝るため、この「何か」を note にしたためることにした。
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