見出し画像

初めて自家用車を一ヶ月所有して分かったこと(後編・初めての事故)

納車からたった1か月後、悲劇が起きた。

アクセラスポーツを塀に擦ってしまいました。

事故の概要

立川の狭い住宅地にある、車1台がギリギリ通れるような通路に迷い込みました。

交差点を右折しようとするも、曲がり切れませんでした。
しかも沢山の歩行者・自転車を待たせているので、焦って曲がろうとしたら右リアドア・リアフェンダーを塀に擦ってしまいました。

ガリガリガリ・・・と鉄を削るような、不快な音が車内で鳴り渡りました。

画像1

あああああああ!?!?と取り乱したのを今も覚えています。

即座に110番通報をして、自転車で来られた警察官に報告しました。
(一戸建てとの物損事故なので、報告義務があります)

近くに住む住民が「ここの交差点、なんとかならないかね。おとといも人身事故が起きたんだよ」と首をかしげながら話していました。

近くの車庫に停まってる自家用車にもフロントバンパーに傷がありました。

手続きが終わった後、交差点を抜けるのに3分間も警察に誘導してもらいました。途中で反対側からトラックと鉢合わせて再び焦りました。

どんだけ怖い交差点なんだ・・・と当時は思いました。

周りの歩行者も無事で、塀の賠償に至らなかったのが不幸中の幸いです。

しかし、一回交通事故を起こすだけでここまでの大事になるなんて。 

前編でも申し上げましたが、公道で運転する以上はそれに相応しい責任を負う必要があることを肌で感じました。

「諦めて売り払おうか…」

画像2

相見積もりした結果、5万4000円で春日自動車様にお願いしました。

同僚からは、錆が出るまで乗り潰さない限りこんな下取り価格のつかないクルマに板金は勿体ない、と引き留められました。
確かに、悩みました。ただでさえ運転技術の未熟さを情けなく思っていたのに、ついにこんな事故を起こして絶望していました。諦めて数か月後に売り払おうか…と頭が過ぎりました。

しかし、色々な方からお話を伺った結果、運転に慣れなくて事故を起こしてしまうのは、自分だけではないことが分かりました。(気の毒ですが…)

運転に向いていない、とすぐに諦めるなんて勿体ない。
板金で車体をキレイにして、今後もアクセラと一緒に場数を踏んでいけばいいんだ、と勇気づけられました。

復活

画像3

1週間後、板金修理が終わり、河辺駅でアクセラを引き渡されました。

戻ってきた! まるで鏡のようだ!とはしゃいでいたのが懐かしいです。w

54,000円で事故が無かったかのような姿に戻りました。

痛い出費でしたが、自動車保険を使わずに自費で直しました。
というのも、今回のケースで修理に保険を利用したら、来年以降の等級が上がり、トータルで見ると保険料の負担が修理費以上に増えるからです。

良い勉強代…ということにさせてください。笑

おわりに

千里の道も一歩から、その一言に尽きます。

月並みですが、何事も熟練するには失敗を恐れず、とにかく場数を踏むことが大事だということをこの1か月間で学びました。

その先にある、また新しい世界を見るために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?