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【アップサイクル モノづくり】建築余剰材で作成したワンプレート皿

以前は、リノベーションの仕事をしていた関係もあって、大工さんや設計士さんといった、建築関係の友人が多くいます。彼らが日々仕事している建築現場では必ず「建設混合廃棄物」というものが出ます。壁紙や床材、タイル、木材などの廃棄物のことですね。

⚪︎建設混合廃棄物の実情

現場では、それぞれの工程を担う業者が、順番に、工期を守って、完成させています。もし現場で建材が不足すると作業が止まって次の工程に迷惑がかかり、納期の遅れに繋がってしまう。そのために、余分に建材を持ち込まざるをえない実態があります。

カフェのテーブルを作るときも、大きめの材料を発注して、現場に合わせてカットをしたりします。カットして出た余分の材料は破棄されてしまいます。これも、建設混合廃棄物です。私は廃棄という言葉があまり好きではないので、「建築余剰材」と呼んでいます。

一度、カットしただけの材料です。ほぼ新品。なのに、破棄するのは勿体無い。。。

そういった「ほぼ新品だけど破棄する・しかも破棄するのにも処分費がかかる」材料を、建築関係の友人たちから買い取って、アップサイクルしています。

⚪︎アップサイクルしたワンプレート皿

アップサイクルしたワンプレート皿

今回の材料はアカシア集成材。カフェのテーブルなどにも使われる材で、色んな色が組み合わされている集成材(乾燥した板材を接着剤ではりあわせた材。節や割れがなく、強度・安定性があります)です。

マルシェ出店の時には、必ず持って行って販売していて、なかなか好評です(有り難い!)。元々は、これより一回り小さいサイズを作って販売していました。

最初は一回り小さいサイズ。


カヌレや小さめのケーキと一緒に使うカフェは多いです。(Pinterestから引用)

常連のお客さんから「夜に晩酌したいから、もう一回り大きいプレートは作れますか?」という声をもらいまして、それで一回り大きいワンプレートサイズを作ったんです。

お客さんからの送られた使用している時の写真。


軽い朝食にも使っているとのこと。

これよりも、もう一回り大きいランチ用サイズを作成するのもアリだなと、昨日、こちらのnoteを見ていて思いました↓

ソースなどが外に溢れないような加工が必要だったり、彫り込みのバランスだたりと色々考えて、作ってみようと思います。

定期的に友人たちから建築余剰材を買い取って、色々と作成していきます。決まったサイズもなく、バラバラ。種類もまちまちの材料たち。毎回「これどうやって生まれ変わらせられるかなぁ??」と唸っていますが、これがまた面白いからやめられないんです(笑)。

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