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【古民家モノづくり #6】キッチンのDIY⑥〜アク止めを塗る前に必ずやること〜

解体するところは解体し、塞ぐところも塞ぎ、これから塗装・漆喰塗りを進めていきます。今回の天井、壁の仕上げは漆喰です。理由はいくつかあります。

・既存の天井と壁が茶色の砂壁で、もっと明るい雰囲気にしたい。
・水回りということもあって、調湿効果のある資材にしたい。
・匂いの強い料理をしても、多少吸い取ってくれる。

ということで漆喰を選んでいます。天井に関しては、白塗装にします。ただし、市販のいわゆる「ホワイト」だと、私の眼には強すぎてチカチカするので、いつもミルキーホワイトなどの少しだけベージュに近い色を選んでいます。

さて、この手の壁や天井にいきなり塗装や漆喰塗りを始める前に、やることが一つ。それがアク止めシーラー。

タバコのヤニや、料理の煙のために黒ずんだ天井や、砂壁に白塗装してもアクがでてきて黄色くなってきます。それを抑えるのにアク止めを塗ります。そして、アク止めを塗る前にもう一つ工程があります。それは、「壁を箒(ほうき)で擦ること」です。

砂壁は必ず箒で擦る。落とせるものはとにかく落とす。

この工程をしていないと、シーラーを塗るっている最中に、ローラーに砂が付着して、上手く塗れません。なので、箒で全体をって、落とせるものは落とします。あまりにも落としすぎて、穴みたいになったところは、パテをしたりジョイントテープで先に補修したりします。


パテも色々種類があります。


ジョイントテープ。これは壁を作ったりするときの必需品。

砂壁に限らず、シーラー塗装をする前は「箒などで擦って、落とせる物は落とす」。ぜひ、やってみてください!


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