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言ってること・やっていること・考えてることは一致してますか?

ただいま、絶賛リメイク品・アップサイクル品を作成中なのですが、制作過程の中で「葛藤」を抱くことが結構あります。今日はその話をしたいと思います。


⚪︎囲炉裏をサイドテーブルに!

今、大きめの囲炉裏をリメイクして、サイドテーブル(大きさ的にはセンターローテテーブルかもしれません😂w)にできないかと試行錯誤中なのです。

※ちなみに小さめの囲炉裏は作成済みなので、よかったら下の記事を読んでみてください↓


引き取り当初の大きめの囲炉裏の姿


中の木灰は燃えるゴミに分類。友人で欲しい人がいるので、差し上げることもしばしば。


軽く水洗いしてから、天日干し


リメイク途中の姿

元々、木灰が入っていた部分に、自分で加工したガラス板を入れて、テーブルするというのが主旨です。


中にドライフラワーや自分の好きなものをディスプレイして楽しむ。

ただ、物を置いたりテーブルとして活用するには、ガラスの厚みは最低5mm以上は厚みがないと割れやすいのです。今回設置したのは4mm。。。触ってみても、心許ない。。。「この厚みじゃダメだな。。。」と泣く泣く断念。

古民家から引き取る昔ながらのガラスのほとんどは、2mm~3mmの厚さです。古民家によってはアルミサッシを入れているところもあるので、時たま4mmのガラスが出たりします。

ただ、5mm以上の厚みのガラスは結構レアです。


色々考え、葛藤した結果、今回は5mm厚のガラスを発注することにしました。

⚪︎言ってることと、やってることと、考えてることが一致してる??

私が大事にしていることは「お金をかけて捨ててしまうようなものを、どう甦らせるか」です。

古民家やお蔵に伺って、偶然の出会いの中から引き取ってきたものであったり、建築現場で捨ててしまう余剰材や廃材を使います。それらを

『どうやったら活かせるか。どうやったら付加価値をつけられるか。どうやったらお客さんの心を掴めるか』

を考えてます。

もしこれを歪めて『安いし、簡単だし、100円ショップで木材を買って作ろっと!!」となっていたら『お前それ、言っていることと、やっていることと、考えることすら違くないですか??』という話になる。

今回のガラスを発注するときも、かなり葛藤がありました。


『引き取ってきたものを活用したいけれど、ガラスは流石に今すぐには手に入らない。。。でも、この囲炉裏を一度完成させてみて、お客さんがどんな反応するのか結果を見たい。。」

色々考えた末に、今回はガラスを発注しましたが、こんな葛藤が日々あります。

⚪︎一度、三点分離すると詰みます。。。


「魔が差す」という言葉は、本当に言い得て妙だなと思うわけです。自分の心の隙をついて、魔が入ってくる。一個のことが皮切りとなって、そりゃあもう魔が雪崩れ込んでくる。

一度、言っていること・やっていること・考えていることが三点分離してしまうと、次からは「まぁ。いっか!」となる。それくらい魔が差すと取り返しがつきません。

古民家の遺品整理や、古家具の引き取りをするときに「必ずお線香をあげている」のは、ご先祖に一本筋を通すことももちろんなのですが、「魔が入ってこないように、私のことを見張っていてください」というのも含んでいます。

まとめ

葛藤があるのはまだいいけれど、常に「言っていること・やっていること・考えていることは三点一致しているか」は、チェックし続けないと。。。
ガラスを発注するときに、そんなことを思いました。



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