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【古民家店づくり】土壁の上に左官するときのポイントはこれだった。

昨日も昨日とて、古家具の引き取りに行ってきました。午前中は雪が降り始めてヒヤッとしましたが(文字通り😂w)、無事に行けてよかった。


2階からの景色。これが早朝6時。


10時ごろには雨に変わり、午後には溶けてたので、無事引き取りに。


ろくろ脚のテーブルがたまらない!什器として活躍しそうです。


初めてみるタイプの竹籠も。。

さて、以前古民家2階の土壁を左官していて、気づいたことを書きました↓

その後、仮説検証の結果「今回の左官方法はこれだな!」と結論が出ましたので、お話しします。


⚪︎2階を店舗スペースにするべく絶賛左官中!

本当ーーーーに有り難いことに、古家具引き取りの依頼も増えていて、既存の店舗スペースでは収まりきらず、1階は12.5畳の和室を店舗スペースとして拡大しました。

でも、それでも収まりきらないので、2階の大空間を左官して、店舗スペースにするべく奮闘しています(汗)。

先日、友人の電気工事士に施工依頼し。。。


無事にライティングレールへの変更も完了!


せっせと左官中。


⚪︎この工程でやると、結果よかった。

どんな工程でやっているのか、どんな資材をしようしているのかなどは、前回書いた記事をぜひ読んでみてください↓


結論を先に話しますと、


ユートップ1回目(左官1回目)

あくどめシーラー

ユートップ2回目(左官2回目)


これで落ち着きました!1回目の左官をした後は、「既存の土壁に水分が吸収されすぎて、ひび割れが起こる」「藁などからの『あく』が出て、左官したところが黄ばむ」というのが起こりました。


絶賛ひび割れ中!


所々、あくが出て黄ばむ。。

既存の土壁にあくどめシーラーをいくら塗っても、水分をどんなに含ませてもヒビも割れるし、『あく』が出ました。そこで

「ひび割れしようが、あくが出ようが、一度、全体的に下地として左官して、その上からたっぷりあくどめシーラーを塗ってみたらどうか」

という仮説のもと、やってみたら、これが上手くハマりました。

あくも出ずに、ひび割れ無し!

既存の土壁にあくどめシーラーはとにかく塗りにくいし、水分吸収されすぎて、量も必要です。ユートップで左官してからの方が、塗りやすいし量も土壁よりは少量で済みます。これはオススメですね!

⚪︎DIYならこれで十分と割り切る。

プロの左官屋さんなら、別の左官材をオススメするでしょうし、何より盛んの回数も倍以上にする思います。出ないと、土壁の段差は綺麗に無くなりません。

でも今回は「自宅古民家を店舗スペースにする」のが目的なので、清潔感が出て、土壁のようにボロボロ剥がれなければ良し!と割り切りました。決まった予算と時間、持っている道具といった制約下で、最大限パフォーマンスを生み出すかで、今回の方法に落ち着きました。これは結構自分の中では発見でしたね。

まとめ

当初は2023年12月中に2階を店舗スペースにする目標でしたが、あっという間に2月です(汗)。今日も山梨は雪模様。今日は外に出られないので、ひたすら左官する日になりそうです!

完成したら、またご報告します!お楽しみに!!

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