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江ノ島(140字小説)

波の音を聞きながら缶ビールを飲むことが好きで、仕事で疲れてどうにも消化できないことがあるときなど、横浜から電車に乗り、夜の江ノ島まで出かけることにしている。缶ビールを買っていつもの場所まで来ると今日は波がない。どうやら今日は休みのようだ。波のない海を見ながら僕は缶ビールを飲んだ。


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