Photo by soeji ため息貯金(140字小説) 4 七戸健太郎 2019年9月18日 22:41 ため息貯金が人気だ。働きはじめた頃は誰でも、ため息貯金のことなんか考えもしない。毎朝日の光を浴び、空を見上げて深呼吸をし、希望と活力に満ちた日々を過ごす。いつからか人は皆、視線は常に下向きになり、吐く息は重く、ため息貯金をはじめるようになる。今夜もあちこちでため息がたまっていく。 ダウンロード copy #日記 #小説 #掌編小説 #超短編小説 #140字小説 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート