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七戸健太郎
2019年8月7日 09:18
その日、疲れたマンは目的地と反対方向の電車に乗っていました。仕事をさぼり、行ったことのない街で降りてみようと思ったのです。窓の外の世界がキラキラと輝いて見えます。駅を五つほど進んだところで、疲れたマンは小さく息をはくと、電車を乗り換え、仕事に向かいました。地球の平和を守るために。 #140字小説 #超短編小説 #小説 #仕事 #電車 #疲れたマン