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他人にも自分にも甘くありたい。と思うわたしの生き方。

『甘ったれるな。』

誰しも1回は聞いたことある言葉かなと思います。
自分に向けられた言葉なのか、他人から他人への言葉なのか
状況はさまざまですが、なぜこんな言葉が生まれたのでしょう。

言いたいことはただひとつ
『甘ったれて、何が悪いの?』

とわたしは思います。

きちんと甘やかしてもないくせに、
なぜ甘えてはいけないとわかるのか。
厳しい=正義という自分の価値観を押し付けることに
どんなメリットがあると思っての行動なのか。

イソップ寓話の北風と太陽のように、
相手を行動させたいときには、
自分がまず、相手のことを考えて、
行動に繋がるアプローチをすれば
こちらの希望も叶うかもしれません。
無理に奪い取ろうなんてしても反発が生まれるだけで、
良好な関係も、互いが望む結果も、遠のきます。

それがまだ自分の思い通りにならないかもしれない。
そうしたら伝わるまで自分が一所懸命にお願いをするか、
別の人へお願いすればいいのです。

相手に期待する。
見返りを求める。
相手の行動や考えを制限する。

これらの独りよがりな思考は、なにも生まれない。
むしろ失ってしまいます。

わたしが思う『相手を甘やかす』というのは、
『希望通りに行動することを肯定する』ということだと思う。

放任主義だと思う人もいるかもしれません。
ただ、その人本人にしかわからないことを、
外部から邪魔したくないのです。
逆に言うとわたしがそう願っているから、こう思うのかもしれません。

なのでいま『自分は甘ったれているのかな』と
自分を否定しそうになっている人は
否定ではなく、肯定してみてほしいです。

『このままでいいんだ。』って。
だってきっともうすでにがんばって毎日生きているから。

間違ったことをしているのではなく、
自分の希望と求められていることが合っていない場所に
いるだけなんだと。

だからもう少しそこで、自分を見つめるのもいいし、
思い切って別の場所へ行くのもいいです。

ほんのすこしでも気を楽にして
生きやすく過ごせますように。



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