「過敏」タイプさんたちの自分との向き合い方/勉強の仕方
じぶんが「敏感なタイプの人間」と「敏感ではないタイプの人間」
どちらと言えば前者のタイプだと自覚したのはつい最近のことで。
自覚したあとに敏感さが敏感を呼び
いろんなことに過敏になって
すこーし疲れてしまった経験があったので
今日はそのときの気持ちと
結果的には感情を整理して自分で納得ができるところまでまとまったので
どんなカタチでじぶんの中に落とし込んだかを書いてみようと思います。
似たような経験がある人や
『もしかしてわたしも「敏感さ」を持っているかも?』
と思っている人に共感してもらえたらうれしいです。
▼ HSPのお勉強をはじめる
お勉強をはじめた最初のきっかけは本屋さん。
”HSP”というコトバに出会う前に
「繊細さん」の本に出会う。
それから別の本やインターネットでもよくその言葉を見かけるようになり
興味を持って本を手に取ったり
記事や動画に目を通してみた。
そこで
”HSP”(Highly Sensitive Person)
という単語と出会う。
以前から意識(自覚)のあったことから
無意識だけど言われると首を大きく縦に振りたくなるくらい
当てはまることも多くて驚いた。
↓のような診断テストもいろいろ読んで
当てはまる項目が多くて
『あ~あたしって敏感なんだな~』
と自覚。
・機嫌の悪い人が近くにいると自分が悪いと感じる
・怒鳴られると委縮してしまう
・美しい風景を見ると泣きそうになる
・悲しい話、ドラマはつらくて見ていられない
・新しい場所に行くとワクワクする
・団体行動が苦手
・人と一緒にいることがストレス
・1人でお弁当を食べたい
・指示されると嫌気がさす
・人に近寄られるのが苦手
・行動前に考え込んでしまう
・会話に答えるのや返信するのが遅い
・空気を読みすぎて空回りする
・人にどう見られるかでファッションを決める
・人から否定された服は二度と着ない
・冷蔵庫やエアコンの音が気になる
・蛍光灯の強い光が苦手
・BGMがあると眠れない
・いつもと違う場所は寝付けない
・肌触りのいい服が好き
・小さなことには気付かない
・発想が斬新、天才肌と言われる
・集中しても他のことに目が向けられる
・世の中は生きづらいと感じる
・小さな一言で心が壊れるほどつらくなる
ココヨワ より
https://cocoyowa.com/hsp/diagnostic-test/
”いつもと違う場所は寝付けない”
”小さなことには気付かない”
”発想が斬新、天才肌と言われる”
”集中しても他のことに目が向けられる”
この4つ以外は完全に当てはまってる。笑
いろいろなテストが存在しているので
気になる人はじぶんで調べてやってみるといいと思います。
わたしはだいたいどのテストも7割くらいは当てはまってました。
”HSP”人の特徴を表す言葉、
じぶんは敏感なタイプな人間ということ、
世の中には同じような気質の人が5人に1人の割合でいるということ、
その人たちに共通する生きづらさや過去の経験…。
まずはそんな基礎知識的なところからインプットしていって
生きづらい → すこしでも楽に生きられるように
といった内容のものを読んで勉強しているはずなのに、
わたしはどうなったかというと…
楽になるよりも苦しくなった。笑
はじめは新しい気づきが楽しくても
だんだんと気持ちの変化があった。
・本や動画で取り上げられている、別の人の経験を読んでも
じぶんが体験した気分になって落ち込んだ。
・過去の似たような経験が脳内で鮮明に再生されて落ち込んだ。
・「じぶんは繊細・敏感」と自覚することで
さらにいろいろなことに過敏になって神経質になった。
本の著者や動画をあげている人が伝えたいこととしては、
「そんな考え方・生き方をどう変えたら楽になるか」
なのはわかっている。
一気に対処法まで把握できればいいんだけど
全部が全部 そうはいかない。
▼ ひとまずお勉強をやめてみた
感情移入が激しすぎて疲れたので
一旦インプットすることからは離れてみることに。
具体的には
読み途中の本はとりあえずお休みして
YouTubeで検索するのをやめ
目につくところに情報があっても(気になっても…)
見ないようにしてみました。
そうするとその場で得た情報に深入りして
気に病むことは自然となくなりました。
▼ すこしのインプット→たまにアウトプット
とはいえ知ることや調べることはすきなので
気になったことは浅い知識だけを覚えておいて
人に伝えてアウトプットするようにしてみた。
そうすると ”情報×じぶん” だけの世界ではなくて
”情報×じぶん×話し相手×会話で生まれるいろんな発見” の世界になるから
それまでとは違った新しい発見や
じぶんの考え方の整理ができてとてもよかった。
信頼できる身近な人だったり、
感性が近いと感じる人だったり、
HSP(心理学)のことを知っている人だったりと
会話できると楽だと思う。
ちなみに今日のこのnoteも浅い知識のアウトプットと
じぶんの考え方の整理のひとつってことに
いま気づいた。笑
▼ 「敏感さ」に対してなにも否定しない
大勢の心理学者やカウンセラーの先生方も言っていることだけど
HSP、繊細ということは気質であって、
病気、直さなくてはいけないもの、ではない。
その繊細さがゆえに疲れやすいことはあるかもしれないけど
それすらも許し、受け入れ、それが通常運転と思っていたい。
わたしは学者でもないし なんの資格も持っていないけれど
わたしがこの記事で言いたいことは
ケースはひとそれぞれだとしても
じぶんのことを知るためにトライ&エラーを繰り返して
じぶんなりに理解を深めていくことが大事と感じたことです。
今回のわたしは
いろんなきっかけがありじぶんの敏感さを自覚して
興味を持って 生活が良くなると思って勉強してみたけれど
それすらも過敏になって断念してしまった
でも別の方法でじぶんと向き合ったり じぶんを知ることができた
なので世の中で「正しい」とされているものや
そう見えるものでも
決してじぶんに合っているとは限らないので
(逆にじぶんに合わないイコール「誤り」でもない)
得た情報でも たとえそれが知りたいことでも
なんかしっくりこないな~
心が疲れるな~
と感じたら無理に受け入れることはないし
じぶんを知る方法はほかにもたくさんあるのです。
あなたが人を思いやれるこころを持っていて
そして自分と本気で向き合いたいなら
自分のこころを最優先していいとわたしは思います。
そこで発見できたことを大切にできたらいいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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