見出し画像

【恋マジで見る】松村北斗がSixTONESに与えた影響

海瑠-uru-

6月20日、広瀬アリスが主演した 恋なんて本気でやってどうするの？（関テレ系）が最終回を迎えた。本作で松村北斗は広瀬演じる純の恋人を演じた。松村北斗はこのドラマ（通称:恋マジ）で何を得たのだろうか。

ドラマ最終回では、#恋マジ　がTwitterのトレンド1位となりSNS上でも大きな話題となった。「実況ドラマ」として、多くの人がスマホを片手にリアルタイムでドラマを楽しんだ。令和らしい呟きや共感がセットとなったドラマとなった。

現在松村の次回作は発表されていない。
しかし何かしらの作品に関わっているだろうと思うし、そう思いたい。

松村北斗が恋マジで得たもの

「自分がモテる男性じゃないから演じ方がわからない」と放送前のインタビューなどで語っていた彼は、まんまと視聴者のときめきを奪っていった。

時に色気、時に可愛さ、時にもろさ。
たくさんの表情で視聴者をときめかせた。

その功績を振り返ると共に、松村北斗が恋マジで得たものを並べてみる。

・ファン数の獲得

このドラマの露出によりファンの数が増えたことは間違いない。その証拠にドラマ挿入歌でもあるSixTONES7枚目のシングル「わたし」の売り上げが好調だ。

初週47.1万枚を売り上げ、6月14日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得。前作「共鳴」の初週売上40.0万枚を超える初週売上を記録した。

前作と比べて初動売り上げ7万枚超え。

さらにファンクラブ会員数の推移を見てみると、
恋マジ放送前から放送終了後で2万5000人増えている。
（SNSなどを情報源とした会員番号からの推測）

ジャニーズグループのファンクラブ会員数が大幅に伸びるタイミングはツアー発表直後と言われているが、この期間でツアーを発表した「king＆prince」「なにわ男子」を除くと伸び率はSnowManに続く2番目。それだけファンを獲得した証拠となる。

松村が所属するSixTONESというグループは「SixTONESに還元する」という姿勢で個人仕事はやっていない。「6人全員が違った輝きを放つスター」になりたいと都度語っている。

とはいえ所属している事務所に還元ができるということは俳優の幅を広げる上でも、重要なことになるだろう。確実な実績が彼の背中を後押しすることを期待する。

■「それぞれのプロフェッショナルが6人集まったグループになりたい」語るrideontimeの予告映像

（本編はNetflix/Amazon Primeにて配信中）

・「あのかっこいい人だれ？」という世論

松村北斗といえば、2021年夏に5thシングル「マスカラ」をミュージックステーションで披露した際「メガネの人」ととしてトレンドに入った経験がある。

「名前はわからないし、初めて見たんだけどあの人かっこいい。メガネの人だれ？」という趣旨のツイートが相次いだ。



認知こそ追いついていないが、一度ピントが合えば確実に仕留める人。

恋マジにおいても3〜4話にかけてのキスシーンやイチャイチャシーンはまさにバズっていた。その辺りから「あの人誰？」と聞かれることが多くなった。

松村北斗というのは、徐々に認知を広げるのではなくある日突然私たちに美を突きつけてくる。これが美の暴力というやつ。突きつけられる美しさは彼の武器だ。

その武器に磨きがかかったのがこのドラマだと思う。

■恋なんて本気でやってどうするの？5話予告


今後の松村北斗

勝手ながら彼の未来を想像する。

なんだか彼には、
日本アカデミー賞じゃなくて、ヨコハマ映画祭で受賞してほしいし、
日曜劇場じゃなくて木曜の深夜ドラマにでて欲しいし、
主役じゃなくて助演で出てほしいと思ってしまう。

ジャニーズの王道ではなく、ちょっと横道それた、彼自身のサブカルチャー的な要素や湿った雰囲気が似合う役を極め続けてほしい。

「恋なんて本気でやってどうするの？」は、そんな松村自身の魅力が光り、さらには未来を彷彿させる作品だった。今後も松村北斗の俳優業に目が離せない。

■恋なんて本気でやってどうするの？最終話はTVerにて期間限定見逃し配信中！

海瑠‐uru‐ | フリーランスでライター・インタビュアー
日本のドラマ・映画を中心としたエンタメ記事を執筆。
ヒトやモノのこだわりを聞き出す記事を書きます。
お仕事依頼はTwitterのDMにて承っております。
依頼前のオンラインでの打ち合わせも可能です。

■恋なんて本気でやってどうするの？に関する他の記事


この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

20,555件

最後まで読んでいただきありがとうございました！記事がいいなとおもったらサポートしてくださると喜びます☺サポートいただいたお金は執筆活動のために使用します。