「恋マジ」から読み解くSixTONES松村北斗の小賢しい語彙力と説得力
恋マジファンを狂喜乱舞させた4話から早1週間。
超ラブラブ回に期待した5話の放送日がやっと来た。
恋人初期あるあるを詰め込んだ回。
なんだか共感性羞恥が働いてムズムズする。
これほど一人でスマホで見るのに適したドラマは無い。
5話で最も好きなシーンは、
柊磨が自分のスケジュールを伝える際に「カラダ空くんだけど」と電話ごしに言うシーン。(回想キスシーンは別腹)
「時間ある」という意味合いの言葉を「カラダ空く」と表現するのがいかにもモテる男・長峰柊磨っぽい。
長峰柊磨っぽくもあるのだが、松村北斗っぽくもある。
松村北斗なら、電話越しに「カラダ空く」と言いそう。
ということで今回は、
松村北斗の小賢しい語彙と妙に「言いそう」となる説得力を分析していく。
柊磨と松村北斗の言葉における共通点
それは「集中して聞かないと」と視聴者に思わせる発話量。
柊磨は劇中口数が多くない。
セリフ量はそれなりにあるものの彼側の描写は描かれていいないため、
視聴者は純を通してしか柊磨を知ることができない。
視聴者は純とのコミュニケーションの中で柊磨を知ろうとするため
彼から発される言葉にはどうも集中してしまう。
一方、松村北斗のパブリックイメージも口数が少なくミステリアスというイメージ。公の場では感情を表に出す量が決まっていて、どちらかというと淡白なコミュニケーションに思える。
「何を考えているか知りたい」という気持ちを動機に
松村北斗が発する言葉には耳が勝手に集中してしまう。
「松村北斗なら言いそう」と思わせる説得力
劇中に出てきた「カラダ空く」なんていう小賢しい言い方。
松村北斗なら言いそうなのだ。
というか、言ってもいい。言うのが許されている。
小賢しい語彙に妙に説得力がある。
1.カルチャー好き
松村北斗といえば、下北沢・古着・美術などカルチャーのイメージがある。彼の「好き」や「インプット」が彼の体に馴染みわざわざ主張しなくてもにじみ出ているのかもしれない。
2.現役エッセイスト
一体キャスティングした方はどこまでセンスがあるのだろうと感服するが、
彼は「東海ウォーカー」という雑誌にエッセイを寄稿している。
ここでは松村北斗の想いや作品愛を伸び伸びと記している。
エッセイをいくつか拝見した感想は、
読む人の腕を無理に引っ張る文章ではなく、そこが心地いいからいる。を演出するエッセイ。
心地よさを演出できる語彙力が、間違いなく本作の演技にも生きている。
次週柊磨の謎が解けるか深まるか
5話のラストシーンで登場した謎の女性・斉藤由貴。
これから柊磨の過去を紐解いていくとともに、
純との刹那的な関係性にも変化が見られそうな予感。
第6話は5月23日放送。
リアルタイム視聴必須。
次週以降もドラマと共に「松村北斗」の人間力についての記事をアップします。ドラマと共に楽しんでください。
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