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情報の海を遊泳する

#インターネット #ホームページ #音楽 #旅 #祈り #情報

ふと目にとまった記事。
その文章がとてもよくて、しばらくのあいだ読みふける。
画面に吸い込まれて、小説を読むように。
後になって、作者が聴覚に難しさのある人物であることを知る。

もし音のない世界に生きていたら日々の暮らしはどんな感じなのだろう。
音には形があるから、音楽に触れる、というのは的確な表現だ。
形の音、香りの質感。
聞こえないとき、目に映るすべてが響かせる軽やかな音。
見えないとき、鼓膜を打つ音が展開させるのびやかなパノラマ。

奏でる人々はいつも勇気をくれる。
鼓動にもよく似た打楽器の音、そよかぜやせせらぎのような歌声。
声を超える楽器はなくて、一音一音、祈りのエッセンスをふくむ。
playerはprayerなのだろう。

旅の写真から流れ出る街のざわめき、旅客機のエンジン音。
方言も外国語も、耳に心地よい独自のリズム。
そこにない音を感じられるのは、五感と記憶がリンクしてるから。
時と場所を超えて、想像の力も超えて。

天井の高い優美な図書館で、それぞれ違う世界に旅する人々。
イメージすることで世界は創られるから、快適に便利になった我らが地球。
広大な赤い大地も、深い緑の密林も、エメラルドの珊瑚礁も、神様か誰かの偉大な作品。
文字入力で旅するみたいに瞬時に得られる情報。
身ごと投じてはじめて感じるリアルな触感。

文字と画像と、その配置と色と形とバランスで、まるで世界を創るみたいにページができあがる。
アートとそうでないものとの境は本当には曖昧で、いいな!って思ったらいいものなのだ。
圧巻、降参、殿堂入り、って言葉も失うようなセンスのいいサイトに出会えると、インターネットがあってよかったって思う。ごく素直に。
「知る」が身近になった現代、わかった気にならないで「味わう」ことが貴重になって「○○体験」流行りで資本が動く。
なんにしても、そのきっかけが無数に散らばる情報の海の功績は大きい。
瓶に詰めた小さなメッセージを投げ入れるのもいい。
栄養を撒いて魚たちの住処を造るのもいい。
そして、その海を自由に泳ぐのもいい。
すいすいと、色とりどりの構造物の合間を縫うように。

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