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現在地を把握せよ!

企業支援をする時に必要なのが現状の数字

ゴール(目標)はわかっていても、スタートを知らないのは大問題だ。なぜなら、差(課題)がわからないと具体的な解決策が見えないから。

それは個人でも同じで、体重20kg減と3kg減では、ダイエット方法や期限が変わる。

残業時間、年次有給休暇の取得率、離職率・・・。

そして、無いよりあった方が良いのが、それらの定量的なデータ以外の定性的な数字。例えば、社員の「気持ち」なんかがそう。

仕事の配分や評価、法令順守、上司との関係、自己成長の希望などの他に、

・大切な人に、この会社を就職先としてどの程度薦めますか?

・過去数年間に退職を考えたことがありますか?

・あなたは今後この会社で働き続けていきたいと思っていますか?


「社長の自分のこと、どの程度好きですか?」

こんな踏み込んだ質問を設定している会社もある。いずれにしても、経営者にとっては、まあまあ見たくない数字には違いない。

「現在地」を把握することが本当の改革につながっていくはず。

逆に、それをしなければ表面的な取り組みになってしまうし、残念ながら大半の企業は、その薄い取り組みを続けている。

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