見出し画像

2つの側面

タイムマネジメントには2つの側面がある。それは、時間の使い道時間の作り方だ。いずれにしても能力の問題ではない。技術だから再現性はある。要は、知っているか知らないか。

30代半ば。書店で手に取ったタイムマネジメントの本に書いていることを無我夢中で実践していくと、資格取得、結婚、ダイエット・・・。確かに目標は達成されていった。ところが、独立してからは仕事に追われるようになり、自由に使える時間が少なくなってくると途端に歯車が狂った。

ん~、なんでだろう???

よくよく考えるとタイムマネジメントには時間の使い道作り方という2つの側面があることがわかった。

【時間の使い道】とは「本当に大切なこと」「なりたい自分」「行きたい方向」のこと。何に時間を使うのかということ。ここが決まっていないと時間が分散してしまうから成果が出ない。ただ、社会に貢献しないといけないとか、名を残さないといけないとか、そんな大袈裟なことを考える必要はなく、家族と仲良くしたい、野球を上手くなりたい、資格を取りたい、海外旅行に行きたい、これで十分。

やりたいことはある。とはいえ、毎日の残業や家事・育児なんかで、なかなか時間が取れない人もいる。だから【時間の作り方】を知らないと以前の僕のようになる。やりたいことができないのはツラい。とてもキツい。

本来は、時間の使い道を決めるのが先だけど、今の苦しい状況を何とか改善したい人は時間の作り方から取り組んでもいいんじゃないかと思う。

人が行動を起こすのは「得られる利益」か「避けられる損失」か。どちらも想像力が必要だけど、現に起きているツラい状況から脱却することの方が、強い動機になるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?