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全国学力テスト、中学理科は正答率5割切る

今の中学3年生は、
小学校卒業から中学入学の時期にかけて
休校だった世代ですよね。
この結果には、時代背景も影響があるのではないでしょうか?

そんな世代に予定通り新学習指導要領が適用されたわけですよね。

さらに、効果があるか分からない、
問題だらけのGIGAスクール構想にも巻き込まれています。

理科としての結果だけでなく、
この世代を取り巻いた状況まで判断して、
更に、教師のレベル低下も改善すべき問題ではないでしょうか?

とにかく、学びが不足している分は
早急に対応しないとこ、
この子たちは「コロナ世代」と将来呼ばれ、
世の中から偏見の目で見られることは必至です。

文部科学省いわく、
全国の国公私立の小中学生約190万人が
4月に国語、算数・数学、理科の3教科を受けた。
各教科で新要領が掲げる課題の探究といった
「主体的・対話的で深い学び」
を意識した出題で平均正答率が低かったらしい。

「主体的・対話的で深い学び」を求めるのであれば、
思考力や判断力を低下させる、
タブレットやスマホで検索して、
通り一遍等の回答を提出する小中学生を、
増産させる新学習指導要領など、
全く意味ないどころか、逆効果です。

以前から行っているように、
クラス全員に足並みそろえて同じ教育というのは、
無理な話。義務教育であっても、
子どもの進捗状況によってのクラス編成をしない限り、
子どもたちの深い学びへは導かれないでしょうね。

そもそも理科なんて、
机上で勉強するのではなく、
自然の中から学ぶことが多いのだから、
極論ですが、小中学生に農業の授業でも作ればよい。
その方が、よっぽど学ぶことが多いような気がする。

先日紹介した、鴎友学園女子は、
ユニークな授業は「園芸」。
野菜や花、土に親しみ日々成長する
生命を育てる驚きと喜びが体験できるという。

全国学力テスト 全国の数値


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