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言うことを聞かない子どもの作り方

言うことを聞かない子どもの作り方
なんだか変なタイトルですが、

逆をすれば、

言うことを聞く良い子
になるということです。

人間の脳は、
中身を入れれば入れるほど
容量が増える唯一の容器です。

人間の脳の容量


普通の容器は、
容量以上の物を入れれば溢れます。

まあ、当たり前の話ですよね。

しかし、
人間の脳は、溢れません。

溢れないどころか、
容量が変わらないのに、
いくらでも中身は増えていきます。

ただ、子どもの脳は、
成長とともに見た目の
サイズも大きくなります。

1歳くらいで 35cmくらい

3歳くらいで 45cmくらい

20歳くらいまでに50~60cmくらい

人によりけりですが、
サイズが大きいから、
容量が大きいわけではありません。

これは聞いてビックリ

胎内にいるときの赤ちゃんの脳細胞は、
60秒間に約25万個増えているそうです。

記憶容量の比較を見ると、

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アメリカ国立公文書館の
10倍以上なんです。

ただし、全部を使っているわけではないので、
できるだけ使ったほうがお得ということです。

詰め込みすぎたら、
頭がパンクする・・・

なんてことは、絶対にありません。

インプットの時期

3歳までに脳は80%が
出来上がるという話をしましたが、

生まれた時から
(お腹の中にいるときも脳は育っています)

3歳までに

大人目線の内容がわかるわからないは抜きにして

とにかくインプットされる時期です。

3歳までの脳は、

右脳優位で、

物事を取り入れるのに、
わざわざ理解を必要としてません。

伝えることにより、
どんどん吸収蓄積されていきます。

(良いことも悪い事も)

最初に書いたように、

膨大な量でも、

膨大な容量があるので、

絶対にパンクすることはありません。


シッカリと答えてあげること



理想的な子どもとの会話に書きましたが、

読んでない方は、
是非読んでみてください。

何気ない会話ですが、
本当に素晴らしい会話です。

子どもの興味に対して、

子どもの行動に対して、

適当に流さず、
しっかりと受け止めてあげる事が大切です。

また、2歳くらいからは、

「これなに?」の連呼が始まります。

大人目線で、

どうせ言っても理解できないし、
と、適当に流したり、

どうせ聞いてないし、

と思ったら大間違い。

実は、シッカリと子どもの脳は聞いています。

会話を軽く見て、
会話のキャッチボールが浅いと、

本当に何かが理解できるようになる、

5歳~6歳になってからは、

聞く耳を持たない、

ちょっと難しい説明や話は、
面倒がって聞かない。

言うことを聞かない子どもの出来上がりです。

分かりますよね・・・

3歳くらいまではなんやかんやと、
言うこと聞いていたのに、

5歳~6歳になってからは、
なかなか言うことを聞かない、、、

子育てのあるあるですよね。

根本的な原因はここなんです。


3歳からはプラスアルファの会話


実はこの会話は、
2歳半の子ども相手ですが、

ちょっと理解の早い子なので、
次の段階の会話になっています。

「なんで?」に対して、
答え伝えることも大切ですが、

次のステッブでは、

「なんで?」に対して、
全てを答えて教えず、

【考えさせる・想像させる】

ことが、ベストな会話です。

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子:シィーさだよ。
子:シィー!
(指1本を口に当てシィー)
ママ:静かにしなきゃいけないの?どうして?
子:ダッフィーつかれたから。

親が子供に疑問の投げかけで、
考えさせる事も必要です。

子どもと言うのは、
大人と違って、

ちょっと難しい事や、
面倒くさいことが好きです。

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大人が思う以上に凄いことです。

時間がかかっても、2歳半の子が、

これだけのピースのジグソーパズルできるんです。


「なんで?」に対して、

ママも分からないから、
一緒に本で調べてみよう

という投げかけで、

自主学習の基礎ができます。

子どもは学習ではなく、
あくまで遊びの延長
です。

禁句の「ダメ」の代わりに○○

子どもの未発達の脳には、

行動を止めたり、
抑制する回路がないため、

いくら「ダメ」といっても、
止められていると思っていません。

詳しくは、


ここでよくやりがちなのが、

大人目線での強制的なストップ

結局のところ、
こういう感じで育った子どもは、

言うことを聞かない子どもの、
基礎作りになっています。

何でも手を出し、

触ってみたい、

やってみたい、

確かめてみたい、

こうしたらどうなるんだ、

これはなんだ?

と世の中を勉強しています。


それを「ダメ」という言葉で阻止し、

あれも、これもダメだと、

世の中の勉強していることを
ダメと言われているわけで、

学ぶことが「悪」だとインプットされます。

将来勉強しない子は、
学ぶことは「悪」だと、

親に教え込まれているので、
するわけがありません。

勉強しない子の出来上がりです。

現代でも同じですよね。

緊急事態宣言が出ているのに、

コンビニでお酒買って路上のみの若者があふれています。

ダメという言葉に対しての行動の現れですよね。

では、、、

禁句の「ダメ」の代わりに○○とは

魔法の言葉とは、

例えば、食事の時


×「手で食べちゃダメ!」

〇「上手にスプーンで食べれて凄いなぁ」

×「机の上に上がっちゃダメ」

〇「いすに上手に座れるよね。
  机じゃなくいすに座ろうね。
  お行儀がいい子はいすに座るよ」

ちょっと怒る気持ちを抑えて、
なんとか褒める気持ちに切り替えるだけ。


まとめ

言うことを聞く良い子
になるためには、

脳の仕組みを理解し、

特に3歳までにシッカリと、
正しい方向性の脳を作ること。

言うことを聞かない子ども とは、
幼児期に間違った脳ができてせいかも。


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