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反抗期の子は親の対応次第で良くもなれば最悪にもなる Part2
★子ども扱いしてもらいたくない
★小言は反抗期を長引かせる。
★日常の一言は大切です。
★ダメは禁句だが例外
という話をしました。
本日は続きです。
話しかけるタイミングを考える
大人でも一緒ですが、
テレビのドラマを観ていて、
一番いい時に話しかけられたら、
テレワーク中に
「ねぇねぇ・・」
と言われても・・・・
正直良い気はしませんよね。
大人でも何も答えず無視するとか、
「ちょっと後にして」などと
言ってしまうかもしれません。
このパターンと一緒です。
子どもが、
友達とLINEしてる時、
ゲームで一番いい場面な時、
ちょうどキリが良く
勉強しようかなと思った時、
こんな時に、
「勉強終わったの?」
なんて言われたら、
反抗期の子にただでさえ
良い反応など期待できないのに、
上記のようなときに
話しかけてもうまくいく
はずがありません。🤣
「火に油を注ぐ」ようなものです。
このような会話の根底には、
親なんだから、
子どもになんで
遠慮しなければいけないんだ。
という、
深層心理があるからですよね。
こんなことで、
つまらない争いを起こすくらいなら、
大人である親が、
ちょっと考えて行動すれば、
無駄な争いは起こりません。
逆に、
子どもがそこに気づけば、
大人になった時、
同じように、
気配りのできる人間にもなれます。
人格を否定する言葉は一生傷になる
特に人格を否定するような言葉は、
絶対に禁句です。
人間性や性格、
本質的な性質を否定することです。
人格を否定するような言葉
「頭が悪い」
「性格が悪い」
人格否定=人間性を否定
することだと理解してください。
身体的な特徴を否定することも
人格否定になります。
「太っている」
「背が低い」
「ぶさいく」
他人と比較するのも立派な人格否定
「◯◯さんは優秀だなあ」
「あなたも◯◯さんを見習ってよ」
子供を他人と比べてはいけない
の中で書いています。
親は何気なくいった言葉でも、
こどもとっては
人格否定だと感じることがあります。
人格否定かどうかの判断は、
受け取り手が
「人格を否定された」と
感じるかどうかで決まるのです。
子どもにとって
一生忘れられない言葉になる
可能性もあるので、
注意しなければいけないです。
子どもは深く傷つきます。
そして、
「親は自分のことをそういうふうに思っているんだ」と感じて、
親への不信感は一生心の傷になります。
共感的に聞くことの大切さ
反抗期でも、
話が合うこともたくさんあります。
何かトラブルや不満を抱えていて
悩みや愚痴を聞いてほしい時など、
なんとなく意外と
話しかけてきたりします。
私は悪くないのに、
○○ちゃんが先生に言ったから、
先生に怒られた。
そんな時、
普段の態度が悪いから、
先生も○○ちゃんの
言うことを信用したんだよ
なんて言ったら、最悪です。
まずは、
「そうなの?それは嫌だったよね」
と共感することが大切です。
この一言で、
子どもは話しやすくなります。
まるで魔法の言葉です。
愚痴を共感的に
たっぷり聞いてもらえると
まずは気分的にすっきりします。
これは大人でも一緒ですよね。
親は自分の大変さを
わかってくれると感じて、
信頼感が大いに高まります。
子どもにとって
信頼できる大人とは、
自分のことを
わかってくれる人なのです。
それが親であることが、
一番大切なことなのです。
ただ、間違ってはいけないのは、
アドバイスをすることです。
「だいじょうぶだよ」
「すぐ仲直りできるよ」
「そんなの大したことじゃないよ」
「元気出して」
「じゃあ、こうすればいいじゃん」
「なんで○○しないの?」
共感無しの、
励ましやアドバイスです。
いわゆる大人目線での会話です。
余談ですが、
よく家出した子どもが、
見知らぬ人に助けられ、
家に帰らないという、
話は今も昔もよくありますよね。
聞いてもらいたい話が、
家庭内でできないから、
外で話を聞いてもらい、
共感してもらえば、
家に帰りたくなくなりますよね。
当然、居心地の良いところが
いいに決まっています。
まとめ
反抗期は、親が作り出すもの。
親がしっかりと環境を作り、
親がしっかりと受け止めれば、
反抗期も反抗期ではなくなる。
家が居心地の良い所であれば、
必ず家に帰ってきます。
しかし、居心地が良くなければ、
家にいるのも苦痛です。
タイトルのごとく
反抗期の子は親の対応次第で
良くもなれば最悪にもなる
ということです。
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