見出し画像

徳島の女子高生がスタンフォード大学に合格

つい先日も、

松野知紀(まつのともき)さんが
公立の茨城県立日立一高から
米国名門『ハーバード大学』に現役で合格

という、素晴らしいニュースがありましたが、

今度は、徳島の女子高生が
スタンフォード大学に合格という快挙。

しかし、、、、
この子はちょっと只者ではない。

松本杏奈
Twitterのアカウントも

@My_Liberty_

意味が深いんです・・・

内容は、ニュース番組『ABEMAヒルズ』から参照引用

スタンフォード大学

西海岸の「ハーバード」
ともいわれる超難関校

合格率は約4%ほど

画像2

ハイテク企業が集まる
シリコンバレーに位置することから、
さまざまな企業との
研究や開発にも積極的に
取り組んでいることでも有名です。

スタンフォード大学の校訓は、
“ Die Luft der Freiheit Weht”
(ドイツ語「自由の風が吹く」)

息子さんたちを全員
スタンフォード大学に入学させた、
アグネス・チャンからも
コメントが届いてました。

画像1


大学入試の内容

日本では、一言で言えば

「学力一発勝負」

アメリカでは、

成績だけではなく
多面的、総合的な評価による選考方法

Holistic Admission
(ホリスティック・アドミション)

を採用。

出願者が、他の出願者と比べて
優れているかどうかではなく、

大学が求める学生像に
合っているかを見極めるという方式です。

特に重要視されるのが、

☆コミュニティ(他の学生等)に
 よい影響を与えられるか。

☆将来リーダーとして活躍し、
 世の中に対して何らかの
 インパクトや影響を
 与えられる存在になれるか?

自分を最大限にアピールすることが
求められるのです。

松本杏奈さんも、
このことに気づき

高校2年生の夏、
海外でトップレベルの研究者が
次世代の育成を行う

「アジアサイエンスキャンプ」に参加。

画像3

そこで出会った、
同世代の天才たちに衝撃を受け
人生が変わったようです。

『私も努力したらなれるんじゃないか』

と思って

帰国後、猛勉強を開始します。

中でも、
松本さんが人一倍努力したのは、
自信がなかった「英語力」と
未経験だった「課外活動」だったようです。

「課外活動」は、

高校2年時に、
東京大学が開催している
高校生向けの研究プログラムの

『東京大学グローバルサイエンスキャンパス』

に国費で参加する資格を得て
徳島から東京のを往復しています。


通った後は、
国立情報学研究所の研究プログラムに通い、

高校3年生になってからは
国立情報学研究所の研究プログラムと
並行しながら、

絵を描いたり、

芸術活動をしながら、

自分で立ち上げた

研究プログラムをやっていたうです。

絵を描くのは、
これがまた天才肌。

「あんきち」という
サイトで販売もしています。

これがなかなか一般人には、
難しすぎるコンセプトで・・・・


大学入試での合格に大きく影響したのは、
ASC2019
アジアサイエンスキャンプ
日本代表派遣員に選ばれたことのようです。

学費

4月28日のTwitterで本人がつぶやきました。

画像4


やはり海外の大学入学は
とてつもなくお金がかかります。

無事に学費・寮費等全額補助の
給付型奨学金に合格したことで、

スタンフォード大学に
進学という綱渡りだったようですね。

スタンフォード大学では

家の年収が700万円以下なら、
学費も寮費も免除されます。

1200万円以下なら一部免除
されるシステムがあるそうなので、

うまく審査に通ったということでしょうね。

生い立ち

高校1年生の時に、
両親が離婚されており、
家出までした経験もあるようです。

私学の徳島文理
中学校・高等学校に在学していた

と考えると、
それなりに裕福な家庭だったようです。

しかし、集団生活にはなじめず、

『自分が認められる場所ってどこなんだろう』

と考えたときに

『アメリカだったら認めてくれるんじゃないか?』

というところから、海外への進学も
視野に入れるようになったそうです。

いろいろな壁

本人のインタビユーから引用


「一番の壁は、英語力でもなんでもない、周りからの理解のなさだった。地方の高校からアメリカの大学に行きたいってなったとき『日本人はいけない』という謎の教え込みが壁になって、それをいちいち説得しないといけない。『海外大学進学者が過去にいた高校だったら絶対にこんなところに時間を食われていないだろうな』といったことがいっぱいあった。私は反対されましたが、何回も何回も説得し続けました」
「“物差し”は他の場所に行って探してもいい」

しかし、コロナ禍の影響で、
オンライン化が進んで、
地方格差が縮まったのも追い風。

ハーバードの松野知紀産の時に、

モーニングショウで

玉川徹氏も言われていましたが、

*
昔と違い、
インターネットという物の存在が、
情報格差を縮めたのは事実でしょう。

確かにコロナ禍の良い影響だったようですね。


実はメンサ会員!

日本では約1000人ほどの
会員がいるメンサ会員。

メンサ(MENSA)とは
人口上位2%のIQ(IQ148以上)を
持つ人だけが入会できる非営利団体。

フジテレビ「99人の壁」に出演したことも。

親で子供の将来は決まる

松本杏奈さんの両親は、
少し複雑な家庭環境だったようです。

高校1年の時に両親は離婚し、
松本杏奈さんは母親の元で
暮らしてましたが、

研究者を目指すことに反対。

家出をして、その後父親のもとへ。

父親が理解のある方だったんでしょう。

ただ、メンサ会員、常識をぶち破る力。

これは、ふつうの高校生で
できるものではありません

やはり、小さい時の教育が
しっかりとできていたのでは
ないかと思われます。

親の壁、先生の壁、世の中の壁、

田舎であれば余計に強い。

我が家は、子どもが小さいときは大阪育ち。

小学2・4・6年で広島へ。

三人とも東京の会社へ就職。

周りの知り合いの方から、
さんざん言われたのが、

「なんで広島の会社に就職させなかったの?」

相手にもせず、聞き流していましたが、
親が決めることではないでしょう。

田舎になればなるほど、
この傾向は強いでしょうから、

松本杏奈さん、本当によかった。
まずは、夢の一歩が踏み出せましたね。

大学進学後は

「視覚や聴覚に障がいがある人たちのコミュニケーション手段を作るための『触覚』に関する研究を行いたい」

そうなんです。やってみることが大切なんですよね。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

528,964件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?