恋人になる可能性があるかないか①

※ノンフィクションです
男性：けんすけ　女性なお

小学校の同級生でもある私たち
だが、一度もといってもいいほど交流がなかった
仲良くなる機会も話す機会も
数えるほどだった

だけどそんな私たちの関係が動いたのは半年前のこと

成人式の二次会で初めてがっつりとけんすけと話した
お互いの恋人についてや恋愛観・デートの場所とかもろもろ

なんだか不思議と初めてガッツリ話すような感じではなく、昔からずっと友達で合ったような感覚
とても話しやすくて彼の笑顔に引き込まれた

ただ私にもけんすけにも彼氏彼女がいた
そこから連絡を取るのもなく、会うこともなくただ時間だけが過ぎていった

そんなある日
けんすけから「久しぶり」とInstaでDMが来た

け：久しぶり
な：久しぶり！なんかあった？

け：実は彼女と別れたんだよね
な：そうだったんだね。今はフリーを満喫しないとね！

け：そう、最初はめちゃくちゃ落ち込んだけどもう満喫しないと勿体無いよな！
な：そうだよ〜（笑

け：最近彼氏とはどうなの？
な：いつも通りなのか、なんとなく好きなのかわからない時期に突入しちゃったわ
　　まだまだ私と彼との安定は時間がかかるのかも（笑
　　
け：そうなのか、もう付き合って4年くらい？
な：そうそう、このままでいいのか、依存なのか好きなのか暗闇すぎてそのまま時間が経ってしまったって感じかも、（笑

け：あらあら、難しいよね。俺も正直そんな感じで、別れたわ笑ずっと一緒にいたり連絡とったりしていると、わからなくなるよね
な：そうなんだよね。いつになっても恋愛は難しいわ、、（笑
　　なんも自分成長してなさすぎて（笑

た￥け：大丈夫だよ、あるあるよね！またみんなでも会いたいな
な：そうだね。地元の子も誘ってみんなでご飯でもいきたいね

け：いいね！いこ！

地元の子男女6人で後日ご飯に行くことになったのだ
ご飯当日、みんなで集合しお店の中へ入った

なぜか他の席もあるのにたけは私の隣へ座った
け：久しぶり笑
な：DMで話してたじゃない（笑

け：そうだね。最近はどう？あれから
な：変わらずかな。決断もなにもできすぐずぐずしている感じ。なんとも言えないよね

け：うわーわかる、本当に俺もそんな感じだった（笑

みんなで話しつつ、二人でも話しつつ楽しい時間が流れた
た：今度さ気楽に二人でも話そうよ、普通に
な：いいね。がっつり話したいね

お互いそれとなく会いたいなと感じていた
彼氏がいるのに、会っていいのか。疑問とどうすればいいのかわからない思いがごちゃごちゃになった