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佐々木紀彦さんにワーママの悩みを相談してみた

NewsPicks編集長の佐々木紀彦さんによる著書『編集思考』の読書会に参加しました。
司会・進行は佐々木さんと、NewsPicksパブリッシング編集長の井上慎平さん。

質問コーナーで早速「育児と仕事の両立について悩んでいます!」と、人生相談をぶつけたところ......

「本の内容と関係ないじゃん!」とお二人に突っ込まれながらも、運営の方から「今回は佐々木さんに相談したいことなら何でも受け付けます、と伝えてました」とフォローいただき、回答してもらいました笑。

佐々木さんの回答が、育児をする人間にぜひ届けたい言葉だったので、記事を書きます。

【仕事と育児をどうコネクトするか】
誰もが悩む、育児と仕事の両立。
これは何と、編集思考を応用すれば良いでは、とのこと。

「そもそも、編集思考って何?」という方。編集思考は次のステップを踏みます。

セレクト(選ぶ)→コネクト(つなげる)→プロモート(儲ける)→エンゲージ(深める)

モノやコトに溢れた現代では新しいものを作るより、どうコネクト(つなげる)かが重要。古いものと新しいものをつなげたり。これをビジネスでなく、仕事と育児にも応用できるとのことです。

例えば、佐々木さんがお子さんとアンパンマンミュージアムに行った時、NewsPicksでも活かせそうな学びが非常に多かったそうです。

まず、子供と一緒にケーキをつくる体験。出来上がったケーキを提供するのではなく、親子でケーキを作ることを体験させることで、休日という限られた時間でも思い出ができます。
次に、300人くらい集まるショーで、バイキンマンの仲間である暗闇マンをやっつけるため、会場のみんなで「アンパンマーン!」と叫ぶシーン。同じ言葉を叫ぶことで一体感を与えることができます。

子供は反応が素直なので、子供向けにやってるイベントは、大人向けのものよりも学ぶことが多い時もある、とのことでした。

育児を一生懸命やっていると、子供向けのサービスに触れる機会が増えて、子供をどう喜ばせるか必死に考える過程で、大人にどう訴えれば良いかの勉強になる。育児をすればするほど、仕事に活かせる気付きが増える。だから、仕事も一生懸命やれば良いし、育児もやればいい、とのことでした。

【飲み会は行かなくて良い】
子供がいると飲み会や夜にイベントに出れず、人脈が築けないと悩みますよね。

佐々木さん曰く、「飲み会は行かなくて良い!!これからは朝会とランチが流行ります!」と。

そもそも参加者側にまわっていることが問題なのであり、主催者は大抵は男性なので飲み会を設定しがち。だから、自分から朝食会やランチを仕掛ければ良い。ゲームに参加できないのなら、自分がゲームメーカーになれば良い。
さらに、朝は予定がぶれない。夜は緊急の用事が入ったり、前の予定がずれこんだりする。禁酒がブームでお酒を飲む人が減っているので、これをチャンスと捉えて、自分で朝活・ランチのカルチャーを作りあげていこう、と。これは子供を抱える親たちにとって、元気の出る言葉ですよね。

今回はβ版で、NewsPicksを運営するユーザベース社員のみが参加する読書会だったのですが、今後は社外へも広げていくそう。
ぜひ、一読の上、読書会に参加し、佐々木さんに気になることをぶつけましょう!(主旨が違う?)

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)


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