ピロン

自分を探す旅の途中、書くことにふと心惹かれた。 右腕が言葉を刻むたびに、鳥肌が立つ。…

ピロン

自分を探す旅の途中、書くことにふと心惹かれた。 右腕が言葉を刻むたびに、鳥肌が立つ。 書いた言葉は私そのもの。でも、読者の目に触れた瞬間、それはもう私のものではない。 フィクションのようなノンフィクション、ノンフィクションかと思えばフィクション。これは一体何なのだろう⁉️

最近の記事

「残されて思うこと」ー自分へのノートシェア

自死された人はいのちを粗末にしたわけでも身勝手に亡くなったわけでもない。だからメンタル界隈では事故と呼ぶ。 彼らは、その時にどうしようもない気持ちだったのではないかと思う、 彼女や彼は精一杯生きた! だから、偏見をもたれることはない。 繊細な感受性を持ち、さいごまで懸命にまじめに生き抜いた。 そして人間の評価は、最後の死に方がすべてではないということ。 その人の生きていた「いのち」の有り様のすべてが、最も大切なこと。 自死の問題において、生きやすい社会とは。 皆んな一人ひ

    • 『その縁手放さないで!』

      発達障害当事者YouTuberの元奥さんが事故死したことを今朝知った。精神疾患を病んでいた。最近では症状がひどくて幻覚妄想で苦しんでいたらしい。独居で病気が悪化していたため薬物治療を中断していたとも 少し前も警察に保護されたらしいのに措置入院に至らなかった。 本人は嫌だったと思うが入院していのちの担保がされていたら!薬物療法が再開されて病気の治療が進めば幻覚などの症状に脅かされないで済んだかもしれないのに...と思うとやり切れない。 ついひと月前まで、YouTubeでウク

      • 朝に前を通りかかった時坊は先日のまま寝てた。起こして顔を拭いた。昼過ぎに再び通りかかったら魚屋さんでバイトしてた。 その魚の大きさじゃ満足できそうにないから「ごめんね」したら。オーナーに習ったらしく買ってもいないのに『毎度!』と言った。

        • 『ありのままでいる』ことについてー

          ありのままの自分ってなんだろう? 素直な自分。自分の気持ちに正直になっていられている状態。 でも、喜怒哀楽をストレートにいつでも誰に対してもどんな場所ででも出していいわけではない。 穏やかで、自然体でいること。人や不安感などの心配ごとに支配されない自分の素の状態が「ありのまま」ってことだと思う。 運命に抵抗したり、無理に我慢をしたり、身の丈に合わない精神的な背伸びをしたり、自分に嘘をついたりと、そんなしんどいことは捨てて、素直な自分になろう、という感じ。 淀みのない自分らし

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        • 『その縁手放さないで!』

        • 朝に前を通りかかった時坊は先日のまま寝てた。起こして顔を拭いた。昼過ぎに再び通りかかったら魚屋さんでバイトしてた。 その魚の大きさじゃ満足できそうにないから「ごめんね」したら。オーナーに習ったらしく買ってもいないのに『毎度!』と言った。

        • 『ありのままでいる』ことについてー

          昨日の午後外出から帰る途中「坊」を発見! 熱中症で倒れているのか?眠たくて寝落ちしたのか... 「寝てるだけ」かもしれないのでそのまま帰ってきた。

          昨日の午後外出から帰る途中「坊」を発見! 熱中症で倒れているのか?眠たくて寝落ちしたのか... 「寝てるだけ」かもしれないのでそのまま帰ってきた。

          小説「灰色ポイズン」その29ーその16からの続き-カナタのいつもの朝

          前回のあらすじ カナタは心を病んだ母親に無理心中を強いられたが兄優一郎のおかげで最悪の事態を免れて母親と共に生き残った。そんな事件の翌日に母親は目が覚めると自分がしたことを一切記憶していなかった。    ○ ○ ○ 朝目が覚めると、母さんは寝息を立ててまだ夢の世界にいた。私は起こさないように気をつけながら、遠くから母さんの姿を見つめる。 時折、母さんの顔が苦しそうに歪む。眉間にシワが寄って

          小説「灰色ポイズン」その29ーその16からの続き-カナタのいつもの朝

          『ゲシュタルトの祈り』と『武者小路実篤の言葉』は似ているね

          『ゲシュタルトの祈り』をSNSの記事で久しぶりに見かけた。 「私は私、あなたはあなた。 私がこの世に生きているのは、あなたの期待に応えるためではない。 また、あなたがこの世に生きているのは、私の期待に応えるためではない。 私は私。あなたはあなた。 縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。 たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいこと。」 悩 んだり苦しんだりするのは「こうあらねばならない」という「〜べきという」考え方が常に頭にある人達

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          親から放れる(離れる)ということについて

          親子の関係に悩んでいる人は、一度あっさりした関係を試してみてはいかがでしょうか。「もう親のことを精神的に手放そうよ!」と伝えると、多くの人は「わかりました。それではもう連絡しません」「絶対に会わないようにします」と答えがちです。それも一つの選択肢ですが、何かが違う気がします。 ここからお話しすることは少し変わった例えかもしれませんが、ぜひ想像してみてください。 皆さんは、塩気の強い魚や食べ物から塩気を抜く方法をご存知ですか?真水に漬けると抜けるように思われるかもしれません

          親から放れる(離れる)ということについて

          夏バテ気味で高カロリーな冷たいアイスとか プリンとかを主食に食べているこの頃の私 なるべく体に良さそうなフローズンヨーグルトのアイスを食べようと思っていた矢先にコンビニからチョコモナカジャンボの無料クーポンが届いた 食べるしかないですよね これ好きなやつ もう仕方ないなあ うふふ

          夏バテ気味で高カロリーな冷たいアイスとか プリンとかを主食に食べているこの頃の私 なるべく体に良さそうなフローズンヨーグルトのアイスを食べようと思っていた矢先にコンビニからチョコモナカジャンボの無料クーポンが届いた 食べるしかないですよね これ好きなやつ もう仕方ないなあ うふふ

          不思議なお盆の昔話

          私が小学生だった頃のお話です。 お盆の中日に突然、家に訪ねてきた人がいました。 私は居間にいましたが玄関で男の人と母が言い争っているような声が聞こえました。 どうやら、そのお客は祖父母の養子で戸籍上は母の義兄に当たる人、平たく言えば私の伯父でした。 伯父さんは、若い頃頭が良く英語力をかわれて戦後は米軍基地に出入りして通訳やガイドとして働いていたそうです。 しかし、エリートで裕福だった筈の伯父さんはいつからか酒に溺れて借金をこさえて、飲むたびに大暴れで警察を呼ぶほど。

          不思議なお盆の昔話

          無条件の愛の本を受け取ると未来が見えてくるよ

          子どもは宝だ。子どもなくして未来はない。その子どもを育てているのは大人たち。さすれば大人なくして未来はない.....。 近頃、子どもが元気がないように思う。不登校児童は年々増えている。なぜだろう?大人が疲れているからかもしれないし、子ども達にとって学校という所が単につまらなくなってきたのかもしれない。いや、いじめの問題とか...。 最近、近所に数軒の新しい家が建ち始めた。 朝から元気な子どもの声が響く 『パパ行かないで〜わーん!』 から始まってしばらく可愛い声で文句を言い

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          「小さなお話だけれども...」

          最近のニュース流れてくるものは色々、見て聞いても確かめようのないことばっか 私は色々途上中で道に迷いながら皆に助けられてここに居る なるようにしかならん 今日も アイス食べるし、何でもない話もある話も、投稿見るし、するし、泣くし、笑うし、驚くし、有り難い🙏 淡々するしかわからんミンナダイスキダ 気になる他人んちのひまわり、大きな花は切られておそらく飾られた。今年は終わりと思ったひまわり、茎から小さなひまわりが咲いていた 大きく咲くだけが花じゃないんだ! 小さな花だって

          「小さなお話だけれども...」

          小説『灰色ポイズン』その27-短期目標

          [先回の話から] 「時々食事の味がわからなくなることもあって。二十歳の頃に過食してました。普通は味がしなくなると食欲が落ちるのでしょうけど、私の場合は味がしなくて満足できないのでたくさん食べていましたね…」 ◯ ◯ ◯ 入院4日目の朝、私は目覚めたとき、心が少し軽くなっていることに気づいた。いつもの眠りを誘う注射も打たずに、自然と眠りにつけたのは入院してから

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          『冷凍そのまんまチャーハン』は夏バテを救うが推奨できない

          世間では一昨日、立秋を迎えたが暑さはまだ続いている。私は,はっきり言って「夏バテ」状態である。冷たい飲み物とアイス,そして口当たりの良いテロリン系のゼリーやプリンしか食べたくない。 とここのところずっとカロリーはオーバー、栄養はビタミンとミネラル不足が続いていた。 とそんなところに辛い物なら食べられるかもとスーパーで冷凍のビビンバチャーハンを見つけた。  早速、買ってみた。家に帰り冷凍のビビンバチャーハンをご飯茶碗一杯にあけチンすること4分してみた。 そして食べてみた。 『お

          『冷凍そのまんまチャーハン』は夏バテを救うが推奨できない

          小説『灰色ポイズン』その26-食べることについて

          遠くで小鳥のさえずる声がする。ウチの周りにこんな鳴き声の鳥がいたっけ…。 なんだかよく寝た気がする。でもまだ眠い…もう少し寝てられる。今日は何曜日だろう?水曜日だったら嶋村のおばちゃんの来る日だからホットパックの用意をしなくては…。突然遠くで校内放送のようなものが流れ始めた。何と言ってるのかまではわからない… 「わからない…」 「何がですか?」 そうっと目を開けると、目の前に薄いブルーのスクラブを着たナースが私を覗き込んでいた。 「おはようございます。ごめんなさい、起こし

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          小説『灰色ポイズン』その25ー爪と髪が伸びると

          入院3日目の午後は、早朝のパニック発作の余韻を残しつつも、比較的穏やかに進んでいた。院長先生の診察も終わり、静かな時間が流れていた。 ふと、自分の爪と髪が伸びるのを感じる。爪の先が少しずつ白くなり、髪の毛が頭皮から新しい命を吹き込むように伸びている。この感覚が、私をパニックに追い込む。爪や髪が伸びるのは、生きている証拠。しかし、生きることを許されていない、または許していない私にとって、それはまるで自分の存在を否定されるような感覚だった。 私は爪が伸びてはいけないのだ...。

          小説『灰色ポイズン』その25ー爪と髪が伸びると