見出し画像

お家で簡単‼︎ 今すぐできる手作り段ボールコンポスト

5月は夏野菜の植え付け時期のピークです。まだ間に合います。5月が過ぎると梅雨に入るので是非今のうちに苗を植えましょう。そこで有機栽培に欠かせない「堆肥」今日は段ボールで簡単に作れるコンポストもご紹介します。

「堆肥」には、植物の生育に欠かせない成分がバランスよく含まれ、土地の保水力も高めてくれます。実際土と微生物の力で生ゴミや枯れ葉などを腐らせ発酵分解し熟成されて「堆肥」ができます。コンポストはその発酵を助けてくれる容器という事ですね。

土の中の微生物が好む温度は40℃~60℃で、45%~60%の湿気を保つことです。梅雨から夏にかけて生ゴミの発酵が進みやすく水分が多くなるので、乾いた土か私はよく砕いた卵の殻を入れます。でもそれほど気にする必要はありません。ただ一つ注意点は毎日撹拌させることです。でも混ぜ忘れたとしても表面にうっすらカビ (好気性菌)が生えてくるだけなので、その都度混ぜてあげて下さい。あとは放置しておけば夏は早く冬はゆっくり発酵してくれます。

コンポストも高価なものでなくても土と枯れ葉、空の段ボールさえあれば今からすぐ始められます。段ボールは通気性がよく生ごみの水分を逃がし発酵に必要な空気も通してくれるので臭いも、場所も取らないので屋根のあるガレージやベランダに置けます。

そして必ず蓋を作って下さい。でももし段ボールをそのまま使用すれば蓋の部分を折りたたんで重石をのせるだけでもOKです。そして箱の周りや底が変形するのでガムテープを1〜2周巻いて強化しておきましょう。そして通気性をよくする為に箱の下に木やプラスチックなどで底上げをして下さい。あとは底に新聞紙を敷いて土や枯れ葉を入れるだけで出来上がり、あと「ピートモス」や「もみ殻くん炭」といったスターターを入れなくても、「土」と「枯れ葉」だけで実際段ボールの中で1年も元気に発酵してくれました。

入れて良いもの
・ごはん
・野菜、果物
・卵の殻
・魚、肉類
・小麦粉(パン・麺類)

分解されにくいもの
・野菜の皮など硬いもの
・生米
・魚や肉の骨
・果物の種

入れてはいけないもの
・竹串や割り箸、爪楊枝
・腐った生ごみ
・ビニール類

基本何を入れても良いのですが、魚や肉類を入れると悪臭が発生する事もあります。細かい野菜の種が入ってしまうとコンポストの中で芽を出すのでその都度取り除いて下さい。 廃油を入れると土の温度が上がります。微生物は糖を餌にするので糖分の多い生ごみも入れると良いでしょう。生ごみはそのまま入れても全く問題ありませんが、フードプロセッサーで生ごみを撹拌させてからコンポストに入れるとより早く発酵が進みます。私は発酵の独特の匂いが好きです。生ごみのような臭いは全くありません。

5月に植えられる野菜や果物
種まきは最低でも5月上旬まで、苗の植え付けなら下旬まで大丈夫だと思います。念の為購入する際時期をお確かめください。5月を過ぎると梅雨がやってきます。タイミングが遅れると多湿の影響で苗が病気になりやすいので気をつけましょう。主に5月に植えられる果物や野菜は下記の通りです。

・メロン
・スイカ
・なす
・トマト
・ピーマン
・ししとう
・かぼちゃ
・きゅうり
・枝豆
・さつまいも
・ニガウリ
・オクラ
・ほうれん草 etc.

段ボールのコンポストの作り方は下記の動画をご覧ください。10分以内にできるので是非今すぐにでも挑戦してみて下さい!

コンポストで生ごみを減らすのはもちろん。他に紙パックやプラスックの容器、空き缶や空き箱、使い古しのCDやコピー用紙などをリサイクルすることによってゴミを減らすこともできます。前にリサイクルクラフトを紹介した動画をいくつか作ったのでもしよろしければご参考までに。

【手作りリサイクル缶フラワー】


【手作りリサイクルプラスチック容器の帽子】

【手作りリサイクルストローフラワー】

【手作りリサイクルCDサンキャッチャー】


日本はすでにゴミの処理が厳しく規制されていますが、ここアメリカは全く規制がありません。ゴミ処理の工程でどれだけたくさんのCO2が排出されることか、それが皆さんもご存知のように地球温暖化につながります。実際コロナもこの温室効果ガスが原因だと言われています。この地球のためにまず私たちができることは家庭のゴミを減らすことではないでしょうか。私には二人の息子がいます。将来を担う子供達のためにも、まずできることから始めてみませんか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リサイクルクラフトチャンネル

動画編集ポートフォリオ
https://youtu.be/YAshnQVmmhI



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?