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承認欲求は捨てるべきなのか


お疲れ様です!
20代の自己肯定感を育てるコーチのなおきです。


今日は、承認欲求は必要ないのかと言うのをテーマにnoteを書いていきます。アドラー心理学では、承認欲求は捨てよと言われています。それはなぜなのか、そして公平な立場から見た時に承認欲求はどのように扱うべきなのかをまとめていきたいと思います。


アドラー心理学が承認欲求を否定するわけ


まず、なぜアドラー心理学が承認欲求を否定しているのかをまとめていこうと思います。アドラー心理学が承認欲求を否定する理由は、承認欲求で生きていくと辛くなるからです。


承認欲求は、誰かに認められたい、褒めてもらいたいと思う欲です。
一見すると普通の感情であって、何も悪いことはないように思えますよね。


でも、アドラー心理学ははっきり「承認欲求を必要ない」と断言しています。これは、褒められずに自分を厳しく鍛えるためではありません笑

アドラー心理学は、承認欲求を持つことで起こる弊害がよくないと言っているのです。その弊害とは、周りが承認する行為をしてくれなかった時に、ひどく傷つくことです。

あなたも一度はこのような経験したことないでしょうか?

「私はこんなに頑張ったのに、なんでここまでしかしてないの!!」
「結果を出したのになんで誰も褒めてくれない!!」
「彼氏彼女にこんなに尽くしているのに、何もない!!」
「こんなに辛い思いをしているのになんで気にかけてくれないの!?」

承認欲求は、相手に承認されないと満たされない感情です。逆をいえば、相手から認められなければ、一生不幸になります。アドラー心理学はここが危険だと伝えているのです。

どれだけ頑張って結果を出したり、相手のために貢いだとしても、他人が承認しない選択をした時点で不幸になる。そんな悲しいことないじゃないですか。


あなたの頑張った分だけ報われてほしい!
そんな想いがあるからこそアドラー心理学は承認欲求を否定しているのです。

人のために頑張ることは素敵なこと


アドラー心理学の話をすると、「誰かのために頑張ることはダメ」なことだと思う人が一定数いますが、そんなことはないです。

むしろ、アドラー心理学は他人に貢献することを人生において必要だといいます。「自分には価値があると思いたければ、人に与えよ」と言われているほどです。

人の役に立てたという貢献感は自己肯定感を大きくあげてくれるのです。むしろ、貢献せずに自己肯定感をあげるのは私が知る限り不可能です。なので、他人に与えることは積極的にしてください。


承認されるために行動せず、貢献感で動く


では、承認欲求をどのように捉えていけばいいのでしょう?

それはズバリ、、承認されるために行動しないことです

承認されるために行動すると、相手が承認しない時、褒めてくれない時に不快感を感じてしまいます。だからと言って、相手の言動や行動を私たちが操作したりするのは無理でしょう。

私はこんだけしていると言っても、行動するかどうかは相手次第です。私たちが承認欲求で行動して、常に承認してもらえる保証はどこにもないです。

アドラー心理学は、承認で動くのではなく、貢献感で動こうと言っています。アドラーが唱えた貢献感とは、頑張った評価を他人ではなく自分自身でにしようと言うものです。承認欲求は、頑張った物事に対して、他人が承認するかしないかが入ってきいます。

ですが、貢献感になると、頑張った物事に対して、自分で評価します。自分が頑張ったと思えるならば無条件で自分をベタ褒めするのです。

承認欲求の場合はこのような流れでした。

他人のために頑張る

他人が評価する

嬉しくなったり、悲しくなったりする

アドラー心理学が提唱した貢献感で動くとはこうです。

他人のために頑張る

自分で評価する

嬉しくなる

承認されるために動くと、他人評価によって自分の感情が左右されていました。ですが、これを貢献感に変えることで、他人のジャッジなしで自分の頑張りを評価できるのでオススメです。


自分の価値や頑張りは他人が決めるものではありません。
自分がどれだけ頑張ったのかは、1番身近で見ているあなた決めることです。


他人の承認ではなく、自分の承認で生きてみてはいかがでしょうか?!

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