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2020年7月21日 インド洋の異変が日本の雨に影響を与えている?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

インド洋に異変、梅雨前線去らず:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61744980Q0A720C2EA1000/

鹿児島県の奄美地方が20日、1951年の統計開始以来、最も遅く梅雨明けしたようです。

ただ本州などの梅雨明けはまだ見通せない状況です。

九州を中心とした豪雨や全国的な日照不足は、異例の長さで停滞する梅雨前線と水蒸気の流入が原因のようです。

その要因として、インド洋付近の海面水温の上昇に起因するという見方が強まっています。

このインド洋で起きた「異変」が太平洋高気圧の北上を阻み、夏の訪れを遅らせていると考えられています。

東京大学の中村尚教授によると、インド洋の海面水温が高いと上昇気流が起きて対流活動が強くなる。上昇気流は隣接するフィリピン近海の上空に流れて下降し、結果的に、この付近の上昇気流と打ち消しあって対流活動が弱まる。本来、北上するはずの太平洋高気圧は、対流活動が弱まったフィリピン近海上空である南西側に張り出して北上せず、「梅雨前線を北に押し上げられずに停滞した」(中村教授)。

短時間の豪雨の回数が増えた原因もわかってきています。上空に流れ込んだ水蒸気量を分析した名古屋大学の坪木和久教授は、「大気の川」と呼ぶ巨大な水蒸気の流れができていたことを突き止めました。

この流れの幅は約500キロメートルにもなり、10日間以上停滞する梅雨前線に毎秒50万~60万トンの水蒸気をもたらし、積乱雲を作り出していると考えられています。

もう8月を迎えようとしていますが、ここまで夏の訪れが遅いのは経験したことがないです。

海水温上昇が原因とするならば温暖化によってこのようなことが常態化する可能性もあるため、エコ活動は推進していきたいですね。

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん


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