どう思い込むか？思い込みを手放す

私達は、それぞれの思い込みの中で生きていると言われています。同じ物事を見てもそれぞれの思い込み（いわゆる色眼鏡）で物事を見てしまうので、見え方が違ってくるようです。
ところで、あなたはどんな思い込みで生きていますか？同時に、どんな思い込みで生きていきたいですか？実は、このどう思い込むかということって、幸せに生きるためにも大事だな〜と思ってます。今日はこの思い込みについて綴ってまいります。

思い込みは、過去から創られる

例えば、こんな時にあなたはどう思い込みますか？ちょっと想像力を働かせてみてください。
クリニックの待合室で大騒ぎするこども。母親らしき人は気にもせずスマホをずーっといじっている。なんていうシチュエーション。

「他の患者に迷惑なんだから、スマホいじってないで注意しなさいよ」
「今の若い人はこどものしつけもできない。なんで親になったの？」
「こどもの診察で思い病気を告げられてそれをググっているはず」

まあ、いろいろとあると思いますが、いわゆるこんな感じです。
同じ物事が目の前で起こった時にひとそれぞれ捉え方が違う、つまり思い込みで見ているということ。これはどちらがよいとか、何が真実かを問うているのではなく、つまりは思い込みで生きているんだよねってことです。

ではなぜこの思い込みが違うのか。それは、これまでの見たもの、聞いたもの体験や経験が違うから。私達の脳は、断片的なものから全体を掴むという優れたチカラを持っています。ちょっと情報がインプットされると、これまでに積み上げが情報、つまり過去から引っ張り出して結論を紐づけてしまうというものなんです。思い込みは、過去が創り出しています。

不毛な思い込みは、さっさと手放す

改めて、どう思い込むかというのに良いも悪いもありません。むしろ自由です。それはそれぞれの過去が創りだしているからです。ただ、思い込みに行動は従うので、仮にそれが生きる上で居心地が悪いとか、様々な制限を生みだす思い込み、つまり不毛な思い込みであれば、ぜひ手放すことをオススメしたいなあと思っています。

なぜならば、過去はどうであれ、これから「どう思い込むか」を決めるのは自分だからです。こんなことがありました。大したことではありませんが...

大きなイベント会場でのブースの設営で、電気や棚などは事前のレイアウトに基づき複数の業者さんが設置済み。会場入りした時には基礎はすでに終了、私は商品をレイアウトするだけの状態でした。が、画像で選んだ陳列棚が想像以上の縦幅で、スポットライトの向きを変えても影で見えづらい。退場時間も目前に迫っているところに業者らしき人が。

さあ、このシチュエーションあなたはどう思い込みますか？

「こちらが事前に提示したとおりにやってもらっている。もう時間はないし、言ったところでどうにもならない」と思い込むのか

「もしかしたら他によい手立てがあるかもしれない。ギリギリまで粘ってみたら何か改善するかも」と思い込むか。

もちろん後者で思い込んだので、意を決して：笑、声を掛けてみました。

「もしかして設置業者の方ですか？」と。
そして事前にレイアウトしたものとイメージが違っておりちょっと残念だった気持ちと、でももし工夫できるとしたらアイディアはないか？と聞いてみたんです。即座に「追加設置しますか？」と聞かれたのですが、ここは、「どうにか工夫できるのなら？」と伺ってみました。

すると、私より電気のプロがいるからと、またちょうど通りかかった他の方に声をかけ、少し話をした結果、レイアウト変更をしていただくことに！！

これって単に私がラッキーだったからでしょうか？よい業者だったからでしょうか？もちろんそれも大いにあるかもしれませんが、１番は、私が思い込みを手放したことに起因する、そう思いませんか？

私達は自分の思い込みで行動が決まるのですが、その思い込みが不毛であることで行動が制限されたり、得られるものも得られなかったりするということです。不毛な思い込みはさっさと手放していきましょう！そして、それは日々のちょっとした思い込みを手放すことがコツです。

どう思い込むかを決める

思い込みは過去から創られる、ということは、

未来の思い込みは今から創られる！

なんともシンプルな公式ですが、不毛な思い込みを手放したら、どう思い込めば自分が幸せに生きることができるか、居心地がよいか、を判断に決めてしまえばよいのです。

人からどう思われるんだろう...なんて気にする必要はそもそもありません。人があなたの幸せに関与することはそもそも多くはありません。関与しているいう思い込みがあるのであれば、それが不毛な思い込みです。さっさと手放してしまいましょう。なぜなら人はそもそも自分が幸せになることを望んでいるから。幸せになるために生まれてきたから、です。それを選択しない人が多いことに憂う必要はありませんよ。あなたの人生には関係ありません。

どう思い込むか、今からぜひ決めていきませんか？
これからの、未来のために。
あなた自身の幸せを願って。

自分の思い込みを手放したい、でも一人ではどうしていいかわからない、そんな方のために個別セッションも行っています。こちらから。

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