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新たな関係づくり

新たなメンバーとともに、新たな関係性をつくる。4月によいスタートダッシュで走り抜けるためにリーダーとして、また管理職にとっても大事な時期です。まだ続くコロナ禍ですが、やはり早い段階でメンバーがチームの一員としてそれぞれの役割に応じた力が発揮できるよう、お互いの関係性をつくることは不可欠です。今回は、その関係をつくることを綴ってまいります。

変わるオフィススタイル

コロナ禍2年目となり、今年の入社式は大きく変わったな〜という印象ありませんか?会場を分散してのオンライン対応やVRを使った仮想空間での入社式など、より多様なスタイルでかつ安全や安心を重視し、オリジナリティある取り組みがされているようですね。

リモートワークはしかり、職場へ出社してもアクリル板に囲まれており、気軽にコミュニケーションをとるということを必然的に無くしているというのが現状です。もしかしたら一部には不評だった新人を歓迎する飲み会なども、全面的に回避され、仕事や役割以外の接点を削っている状況です。

お互いに顔は合わしたとしても、お互いを知り合うという時間を意図的にしかけないと、いわゆるチームビルディングの肝である関係づくりはままならないな〜という感じではないでしょうか。

第一声を早い段階で発する

関係性をつくる上で大事なポイントは、「私はここにいますよ!」というアピールができることと、それを「周り(いる誰かが)が認知してますよ!」に尽きるというのが実は、私の中での結論です。

過去にありませんか?人数がさほど多くはないのに「こんな人いたっけ?」という経験です。チームビルディングでは、これはナッシング!!起こってはならぬことです。それぞれの存在がすべて絡み合ってのチームを実現するために「私はここにいますよ!」をアピールすることは鉄則です。個々人が社会人としてあたり前としてやっていただくのは、まぎれもなく挨拶です。

それを補完し、新たなチームとして受け入れているということを体感するために、一日の早い段階で全体に対して発声する場面をつくることが重要です。そういう意味では、朝のミーティングのような場があると活用大です。会社によっては1分間スピーチなどで、それぞれが発信する場面を設けているところもあるともいますが、全員が何か自分の答えを話す場面があることがトレーニングにもなります。

単に回数を重ねる

関係づくりで大事なポイントの1つは、少量を小出しに回数を重ねることです。情報過多な日常に溢れている私たちの日常に、意識せずとも降り掛かってくる情報量は多量です。仕事や業務に直結するものであると、必然的に優先的にインプットされがちなので、それ以外についてはよほどのことでない限り優先順位を上げることは難しいです。

とはいえ、チームづくりや関係性をつくる上では、仕事や業務の直結するものだけではなく、もっと個人が人として活きるようなつながりや関わりが効果を発揮するので、その場面を如何にデザインするかがポイントになってきます。早い段階で、お互いが口火を切る、そのきっかけづくりをすることです。これに尽きます。

ただ難しいことや質を高めることという少しハードルをあげてというものではなく、もっとシンプルに人として向き合う時間を確保することを重視します。そのため、そこで交わされることとは好きな食べ物や音楽、笑いのツボや心震わす体験などであることはより望ましいものです。その時間を単純に時間を重ねていく。一つの質問「好きな音楽」のような問について、それぞれが語る、それを皆が聴くという場で充分です。

身体の距離は保ちつつ、ほどよい心の距離を

朝のMTGを例にとっても、持ち方や情報共有の時間もどんどん進化されつつあり、余計なものや余分なものをどれだけ切り捨てるのかとより価値ある時代に突入してはいないかと、若干の懸念を抱いたりする昨今です。

身体の距離は適度に取りつつも、心までは離れていかない、程よい距離感で関係づくりをすることを意識的にすることは重要だなあ〜と感じるところです。人とのつながりや触れ合いに恐れず、負担感を持たずに進んでいきたいですね。

そんなほどよい距離感の具体的なつくり方については、個別セッションでお応えいたします。こちらから。

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