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母のお弁当

我が子にとってわたしは「母」ですが、わたしの母からするとわたしは「こども」。「母の日」は二つの役割が同時進行で行ったり来たりする日でもあるな〜といろんなことをふと想い出す1日でした。その中から母のお弁当について綴ってまいります。

お弁当といえば「キャラ弁」

母のお弁当というタイトルですが、わたしの趣味のひとつは「キャラ弁づくり」(最近は低迷してますが)。すぐに今の季節のキーワードや旬なキャラクターやらを連想してしまいます:笑
ちなみにキャラ弁に関する記事はこちら

とはいえ、そのキャラ弁のきっかけを作ったのは、実は母だったんじゃないか?と思っています。なぜなら、私のお弁当に入っていたウインナーはタコさんやカニさんだったから。それ以上のバリエーションはなかったですが。

たまたま料理好きだったことと母が朝弱かったので、遠足のお弁当や高校の頃はほぼ自分でお弁当作ってました。でもその原型は母から譲りうけたもので、そこからアレンジしていたな〜と。

母のお弁当

その母のお弁当の定番は今でも思い出す3種類。厚焼き玉子(沖縄では塩が入ってて、お砂糖は入れません)、人参シリシリ、クリームコロッケ。それにハンバーグやウインナー、唐揚げなどの主菜や緑黄色野菜の炒めものが変わって入っていたことを記憶しています。

食卓でもそうですが、赤・黄・緑と彩りを意識するようにバランス良くね!と言っていたことを思い出します。今でも時折、実家で食事するなんて時の大皿料理は本当にほっとする安心の味ですね。コロナでかなり激減してますが....

母の味は、まさに心の故郷。お弁当はその象徴かもしれません。

今回これを書こうと思ったのは、ふりっぴーさんの今は亡き母への想い溢れる記事に感化されたことから。記事はこちら↓↓↓


お母さんのお弁当覚えてますか?

いくつか紹介している動画の1つ。

「かたちのないものを人は忘れてしまうのか?」

東京で働く男女6人の実家から届いたお弁当、どれが母のお弁当かをあてるというもの。それぞれの前に同じ器に入った6個のお弁当が並ぶ。

故郷を離れた今でも、当時の記憶を見つけ出すことができるか?

蓋を開けただけで思い出される記憶、似たようなものを味を噛み締めながら確認する。

当たっていてほしい!まるで祈るように確認する瞬間とその後の安堵と喜びの「やっぱり!」がなんとも愛おしい。

「手料理は、もうひとつの故郷になる」


我が子たちは、キャラ弁でなくとも当ててくれるよね!と勝手な思い込みをもっているのは母特有なのか。いずれにせよ、離れるまでは少なくとも愛情込めたお弁当と食事を届けていきたいな、と改めて。

あなたは母のお弁当を覚えていますか?

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