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きっかけの大切さ

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
友達と久しぶりに会って素敵な話を
聞いたので今日はそのお話をします。

友達のこどもは10歳です。
自転車に乗ることができません。
4.5歳の時に祖母が自転車を買って
くれたのですが、何回か練習して
練習が嫌になったのか自転車に乗らない
といいだしました。
私たちのこどもは乗れるようになり
小学一年生になったらこどもたちと
サイクリング花見をしようなんて
ウキウキしていたのですが、友達は
サイクリングどころか自転車拒否
するものだから心配になります。
いろいろアプローチしても嫌がるし
嫌々練習させることはしたくなかった
のでそっとしておくことにしました。
その間も気がかりではあるのですが
こどもは成長していき祖母に買って
もらった自転車はいつも玄関先で
出番がなくほこりまみれになって
いき、友達も自分の母親にも悪い
し、あきらめたこどもにも複雑な
思いをはせ、5年の時が経ちました
が!

あるきっかけでそのこどもが再び
自転車練習をすると言い出しました。
さぞかし友達はびっくりした事
でしょう!
自転車練習の付添を旦那様が買って
出てくれ、その時の練習法は駐車場に
たまたま番号がふりわけされていた
ので、こどもに1番まで行こうと声を
かけ何度も何度も練習すると無事に
補助輪なしで自転車に乗ることが
できたそうです。
そして新しい自転車をまた祖母が
買ってくれたそうです。
18インチの次は24インチ!
その間2台くらい得してるで~!なんて
フォローしましたが、赤ちゃんの
ときから知っているので友達の
気持ちも聞いていたし私は感動
しました。
もう乗ることはないと思っていた
初代の自転車はスライダー替わりに
なり最後の責務を果たし、本人の
やる気のおかげで見事自転車に
乗ることができたのです。
練習の間に知らないおじさんが
その自転車サイズがあってないでと
ツッコむのですが、外野はだまっとけ
と!またやる気をなくしたらどうする
だと一瞬冷っとしたのですが、そんな
野次にもそのこどもは負けません。
そんなことより友達の前で恥を
かく方が嫌だったのですから!
今までは乗れなくても恥と思って
いなかったのになぜ練習すると
言い出したのかというと、学校の
交通安全運動で警察官の方が自転車
の交通ルールを説明してくれると
事前に話があった時に、友達の
こどもは1人1人自転車に乗り説明を
受けなければならないかもしれない
と焦ったようで、自ら自転車練習を
志願したのです。
こんなタイミングがくるとは思って
いませんでしたが、これはいい機会で
逃すまいと思ったことでしょう!

いざ練習となっても自転車練習の付添
って何かと腰が痛いんですよね!
こどもは泣いたり、もう練習せえへん!
というのでじゃあやめよう!というと
えーんと泣きだし練習するのかしない
のか決めなさい!とかいって揉めるし
自転車練習付添はある種の修行です!
そんな修行の一貫を旦那様が買って
出てくれたそうで、旦那様も同じ
気持ちだったのでしょう!
妻が事情を話した時に俺が練習見るわ
といってくれるだけで妻はどんなに
助かるか!
これが育児の協力ですよね!

そんな話を聞いて帰りに私はそのこども
の24インチの自転車を見る事はないと
思っていたので、こどもたちを集めて
自転車にのった姿を写真に収めました。
こどもとサイクリングしているとすごく
楽しいのです。
成長できたことを実感するし、自分も
楽だし、そりゃあ最初の独り立ちの時は
街を走りながら何度も首を後ろにむけて
しっかりついてきているか確認しなければ
いけないし、気付けば道路の真ん中を
走るので右に寄ってというと左右を
わかっていなければ左に寄って危ない
事もあるし苦労はするけれど、そんな
苦労を体感できることは幸せなのだと
思います。
私が自転車好きで友達の事も好きで
この話を聞いて感動しました。
こどもができるようになることを
過程も見届けながら一緒に成長する
ことは喜びでだからいつもこどもから
元気をもらっています。
こんな積み重ねを経て20歳の成人式の
時にみんなでお酒を飲むことができたら
もうこの上なく幸せです!
こどもたちがこなくても大人だけで
集まる約束を今からしておこうと
思います。
子育てお疲れ様会が待ち遠しいです。



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