半年後、わたしはイギリスにいるのだろうか YMS当選後を振り返る。
こんにちは。初めまして。Saburoです。
初投稿になります。
明日で2020年7月も終わり。コロナが騒ぎ出し、早半年が経ってしまいました。
本来なら来月から渡英予定で、noteでは海外生活の準備、就職や現地での生活などを書いていきたいと思っておりました。
が!!
<<コロナで完全に渡英計画が頓挫!!>>
もはや何も書くことがなくなってしまったので、今までの半年間を、時系列的に振り返ろうと思います。
1. 当初の予定
わたしは2月にイギリスのワーキングホリデーのビザ(YMS : youth mobility scheme) に当選しまして、今年の夏(本来なら来月からでも)からイギリスへ2年間滞在する予定でした。
<当初の予定>
2020年1月 イギリスビザ抽選
2020年2月 当選
2020年3月 ビザ申請
2020年3月末 ビザ申請締切・退職
2020年4月〜7月 情報収集しながら現地での職探し
2020年8月〜 いざ、イギリスへ!
もしこの通りの予定で行けば、私のモチベーション曲線は、今頃渡英を間近に控え、最大値まで上昇していたでしょう。
しかし現実は、
「いざイギリスへ!」
「いざイギリスへ!?」
「いざイギリスへ・・・?」
「ホントにイギリスへ行くのか?」
と、まるで昔のハンターハンターのサブタイのような状態になってしまいました。
2. 現実の流れ
当時、仕事は3月で辞めるつもりで動いており、上司にも報告していました。しかし現実はそうは行かず、わたしの想像を遥かに超える勢いでコロナが蔓延して、一時渡英を完全に諦めました。
<現実>
2020年1月 イギリスビザ抽選
2020年2月 当選
2020年3月 パンデミック
2020年3下旬 英国大使館閉鎖 <<Saburo、渡英完全に断念>>
2020年4月〜5月 海外渡航者が帰国 <<Saburo、失意の中自粛>>
2020年6月 英国大使館再開
2020年6月下旬 例外的に申請締切延長 <<Saburo、翻弄される>>
2020年7月末 ビザ申請締切 <<Saburo、申請する>>
2月
この高倍率なビザに当選してからというもの、完全に頭も心もイギリスへの生活にむけてシフトしており、新天地へ、準備をしよう!ととても前向きな気持ちでいました。
この頃、コロナが世界史に書かれるレベルの大惨事だとは全く考えておらず、1月2月の間も、
**
「まあ日本は大丈夫だろう、今のところ中国だけだし、自分には関係ないことだ」**
と思っていました。
3月上旬
しかし、私の思惑とは裏腹に世界のコロナ情勢はどんどん悪化。
当選し、最大値にあった私のモチベーション曲線は、コロナの情勢悪化とともに急降下。
3月に入り、パンデミック宣言が出た時、
**
「もし今がコロナのピークであれば、今年の後半は大丈夫かもしれない」**
とどうしても希望をかけたい思いもあり、申請ギリギリの3末まで様子見。
3月下旬
希望的観測とは裏腹に、世界各国へ渡航していた友人が続々と強制帰国となり、日本で14日間の待機をしているのを静観する中、
「大量の渡航者が強制帰国しているのに、今渡英申請するのは適切ではないだろう。感染拡大のピークが見えない中、世界経済や雇用情勢も悪化する、イギリスへ行く意味はあるのか」
と自問自答を続け、渡英を諦めました。
4月〜5月
モチベーション曲線はどん底。
大使館は閉鎖していたので完全にイギリスの諦めはつきました。
失意の中、他の地域はどうだろうと、ドイツやデンマークのワーホリについて情報収集を開始も、ヨーロッパの状況は日本より悪くなる一方。
海外は諦めて、日本で転職活動を開始しました。
6月
英国大使館が窓口が再開したとの情報を受けましたが、私にはもう関係ないと思っていた矢先、
**
「今回に限り例外的に7月30日までに申請期間を延長する」**
旨の通知が来ました。
一度は諦めたものの、再度翻弄されます。
本当ならあと数年は様子を見たいところですが、年齢もアウトな上、イギリスの場合、高倍率の抽選でビザ取得可否が決まるため、辞退した場合、一生行くチャンスはないでしょう。
7月
世界は至る所で、感染が落ち着いたり、第二波がきたり、しかし依然として感染者は毎日増え続けている状況が続きます。
「この先よくなるかもしれないし、もっと悪くなるかもしれない。でもそれはどんな状況下でも同じで、いいことはずっと続かないし、悪いこともずっと続かない。長期的な目線で、後悔しない選択はなんだろう」
と再度自問した結果、本日、ビザを申請しました。
3. 今、できることをする
これは以前、仕事で海外でプロジェクト担当をしていた時、実感したことです。
当時、海外であるプロジェクトを任され、鬼のように仕事をしていました。
初めての大型プロジェクトの為、毎日神経をすり減らし、半年かけて準備してきました。計画、工程表は完璧なはずでした。
しかし、現地入りしたところ、その時想像もできなかった予想外のトラブルが連発。
「どんなに準備しても、予想外のトラブルは起きるものだ。特に海外では。仕方がない。起きてしまったら、一つ一つ対処していくしかない。必要以上に悩まず、今、できることをやれ」
最善の準備はしてきたのに、計画通り進まず、疲弊し精神的にキツかった頃、そう上司に言われ、落ち着いたのを覚えています。
コロナは世界中の人々にとって、想定外のトラブルです。
イギリスに行くか行かないか今判断できないし、渡英期限の半年後も判断できないかもしれません。
でも、今必要以上に悩んでも仕方ないこと。
どうしようもできないことは、世の中にたくさんあります。
これから先だって、経済悪化、自然災害など、突然身に降りかかることがあるかもしれません。
何か事象が発生すると、何かと翻弄されてしまいがちですが、
・どんなにいい状況だって、悪い状況だって、ずっと続くことはない
・必要以上に悩まず、今、できることをする
・何十年後かの自分を想像し、後悔しない選択をする
を頭の隅に置きながら、これからを過ごしたいと思います。
さて、わたしは半年後、どこにいるんだろう?
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