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㊙展

「㊙展」に行ってきました。

錚々たる参加クリエーター(👇)の制作過程や思索の跡をのぞき見ることができて、とても刺激的でした。

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展示物を撮影した画像をSNSでシェアできる?

ところで、会場には以下の案内がありました。

㊙展の会場・展示物は撮影可能です。
展覧会で見たこと・感じたこと・考えたこと、
ぜひSNSで周りの人にシェアしてください!
※一部撮影不可の展示物があります。

このシンプルな案内で「よし」と判断したバランス感覚(と戦略)はすごいと思います。

展示物にはたくさんの著作物が含まれていますが、上記の案内は著作権の利用許諾について曖昧な表現になっています。

つまり

「撮影可能」(私的使用のための複製は制限しません)
「見たこと・感じたこと・考えたこと」をSNSで「シェアしてください!」

と書いてあるだけで、撮影した展示物の画像をSNSでシェアすること(公衆送信)まで許諾しているのか、はっきりしないのです。

しかし、上記の案内があれば、展示物を撮影してSNSでシェアしていいんだ😊と捉える人が多いでしょう。実際、SNSを見ると展示物を撮影した画像がたくさんシェアされています。主催者も、そのことは織り込み済みであるはずです。むしろ、プロモーションのためにもシェアして欲しいはず。

ただ、オフィシャルに著作物の公衆送信を許諾しようとすると、目的、態様、方法といった許諾の範囲を厳密に規定せざるを得ません。そうしないと、意図しない利用まで許諾した格好になりかねないからです。反面、厳密に規定しようとすると弁護士が作った長大なライセンス条項を極小フォントで掲載することになって興ざめです(というか、許諾の範囲を厳密に規定するのは、かなり難しいと思います)。

そこで、前出のような絶妙な表現で案内しているのかな、と思いました。

というわけで、私も印象に残った展示をシェア😆

永井一正

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松本哲夫

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松永真

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喜多俊之

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面出薫

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内藤廣

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須藤玲子

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原研哉

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佐藤卓

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深澤直人

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隈研吾

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平野啓子

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柴田文江

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鈴木康広

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